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『読書の技法』佐藤優
ここで述べられる「技法」は表面的な技法ではない。「思考」と同義の非常に深い「技法」である。 読書をする上で、どうすればもっと効果的に読むことができるだろうか、という問いは多くの読者がもっているものでしょう。「効果的」というのは、いかに短時... -
『教養として学んでおきたい哲学』岡本裕一朗
「答え」よりも「問う」こと 哲学への入口として書かれる本には、哲学者の思考の断片をリスト形式や歴史形式で紹介されているものが多いのですが、本書は少し違います。もちろん哲学の歴史全体に触れてはいるのですが、それを網羅することに重点が置かれて... -
『人生の教養が身につく名言集』出口治明
たとえパンがなかったとしても、たったひとつの名言で一日を生きられることだってある ライフネット生命保険株式会社創業者である著者は、大の読書家でありますが、数多くの本を読んできた経験から選ばれた名言の数々はどれもこころに響いてきます。一般に... -
『もしも老子に出会ったら』山田史生
「ない」と「ある」。実は同じことなのです。 中国の思想家”老子”の思想を、老子と少女の対話によって表現した一冊です。合間には、陰の声が割って入り、補足をしてくれます。 思想というと非常にわけがわからなくなることが多いのですが、本書は対話形式... -
『多井熱』多井隆晴
ただ熱いだけの「熱」じゃない。冷静な眼差しの中に芯の冷えた、でも触れると火傷するほどの「熱」がある。いうなれば「COOL FIRE」。 2018年秋にプロ麻雀リーグ「Mリーグ」が開幕しました。選ばれた21人の麻雀プロによるリーグ戦ですが、その中でも大活躍... -
『百人一酒』俵万智
人の数だけ、お酒の物語。 お酒をめぐる物語は、お酒だけがそこにあるのではありません。お酒プラス「アルファ」が必ずそこにあって、初めてお酒の物語が生まれるのです。そう、この「アルファ」の部分が重要で、それによって物語はさまざまに変化していく... -
『死んだらどうなるの?』玄侑宗久
死に「万能な答え」はない。でも「あなたなりの答え」はある。 人間にとって、死は100%訪れる出来事です。早いか遅いか、その差はあるにしても、必ず起こりうる事象というのは、生きていく上で他にはなかなか見当たらないように思います。それほど、死は特... -
『人生に意味はあるか』諸富祥彦
人生に意味があるかどうかはわからない。でも、人生に意味があるかどうか考えることができる、それは確かなことだ。 「人生に意味はあるか」 自分自身に対して、一度たりともこの問いかけをしなかった人がいるでしょうか。この問いかけをしてこなかった人... -
『人は見た目が9割』竹内一郎
餡子にたどり着く前に饅頭の皮があるように、中身に到達する前に「見た目」がある。 「見た目より中身が大切」ということは、多くの場所で語られてきましたし、また普段の会話でもたびたび登場する内容ではないでしょうか。中身が伴っていないのに、見た目... -
『ギリシア神話を知っていますか』阿刀田高
読む前=ギリシア神話って何ですか? 読んだ後=ギリシア神話というのはですね・・・ 「古典を読みたいけれども難しいそうだなあ」 そう感じている人にとって、著者の「知っていますか」シリーズは古典をわかりやすく読み解いたもので、とてもとっつきや... -
『山の単語帳』田部井淳子
山の言葉を知らなくても、山に登ることはできます。しかし山の言葉をひとつ知れば、その分だけ山の輪郭が立ち上がってくるはずです。 山登りやハイキングを始め立てのころは、一緒に登っている仲間が使う用語がわからないことが多々あるものです。「山の専... -
『うたびとの日々』加藤治郎
歌がそこにある日々、日々から紡ぎだされる歌。 一般的には短歌を詠む人たちのことを歌人(うたびと)と呼びます。しかしもう少し深い意味において「歌人とは何か」「何のために歌を詠むのか」という問いは、単純な回答を拒否するような問いかけであるよう... -
『ジョークなしでは生きられない』阿刀田高
毎日の生活が行き詰っているという人にとって、ジョークのひとつが救いになることがあります。本書は世界のジョークから傑作ジョークを集めたコンパクトな一冊です。90の小題はどれも3ページ程度で、さまざまなジョークを取り混ぜながらの著者の文章が、ジョークの世界へ導いてくれます。 -
『はじめてのやさしい短歌のつくりかた』横山未来子
「短歌に興味はあるけれど、いったいどうやって始めればいいのだろうか?」あるいは「そもそも短歌ってどんなもの?」という疑問をもっている人にとって、本書はそのタイトルの通り最適な入門書といえるのではないでしょうか。 -
『日本語を書く作法・読む作法』阿刀田高
読むだけでは物足りない。書くことをはじめれば、日本語の世界はさらに楽しくなる。 日本語が好きな人にとっての「好き」にはさまざまあると思います。「読む」のが好きな人、「書く」のが好きな人、「話す」のが好きな人、「聞く」のが好きな人、「見る」... -
『読書からはじまる』長田弘
読書に没頭できる時間があること。それは人にとっても、本にとっても幸せなこと。 本書の表紙には「人は、読書する生き物である」という言葉が書かれています。本を読む習慣のある人にとって、読書の時間とは何ともいえない至福の時間であることでしょう。... -
『ひとは情熱がなければ生きていけない』浅田次郎
情熱を補充してみませんか? この本のタイトルを見たときに、「情熱をもって生きているのだろうか?」と自分に思わず問いかけてしまいます。「情熱」の熱量は人によってさまざまだとは思いますが、生きていく上で、少なからず「情熱」と呼ぶべきものが必要... -
『ホームレス歌人のいた冬』三山喬
新聞歌壇だからこそつながりえた、こころの交差点。 多くの新聞は、読者投稿欄の紙面を設けています。そして朝日新聞には朝日歌壇という短歌の投稿面があります。本書は、その朝日歌壇をめぐる、ある歌人の姿を追いかけたノンフィクションです。 通常新聞... -
『短歌を詠む科学者たち』松村由利子
そのコインの片面には「科学」と書かれています。もう片面には「短歌」と書かれています。そんな少し変わったコインを持った七人の物語。 短歌を詠むのは歌人に限りません。本書は、短歌を詠んでいた(詠んでいる)科学者たちを取り上げた一冊です。著者は... -
『天職は寝て待て ― 新しい転職・就活・キャリア論』山口周
どこで働くか、誰と働くか、いつ働くか、どう働くか。それらはすべてあなた自身が決めればいい。 「なぜあなたは今の仕事を選んだのですか?」 この問にはっきりとした回答をもっている人は、その仕事が天職なのかもしれません。しかし組織に属しながら働... -
『両手いっぱいの言葉 ― 413のアフォリズム ― 』寺山修司
ことばは時に劇薬である。特に寺山修司のことばは! 演劇、映画、詩、俳句、短歌、評論、写真など多彩な才能で知られる寺山修司。彼の残した多くの言葉がこの一冊に収められています。「愛」「美」「暴力」「文明」「変身」「飛翔」「友情」「夢」など52章...