非常食の賞味期限切れ、いつまで食べて大丈夫? 保存方法から賞味期限切れのときの対処法まで徹底紹介!

カンパン

自然災害や想定外の事態に備えて、保存食・非常食をたくわえておくことは大切ですね。

でも、保存食・非常食の賞味期限はいったいいつまでなのでしょう? 賞味期限切れの保存食・非常食は食べても問題ないのでしょうか?

特に災害もなく、保存食・非常食を使う機会がないまま賞味期限が切れてしまったという場合も多いと思います。でも、そのまま捨ててしまうのはもったいないですよね。できることなら再利用方法があればいいですね。

また保存食・非常食を買い替えるタイミングもどうすればいいのかなと悩んでしまいます。

今回は、保存食・非常食の賞味期限について、食べても問題ないのか、収納・保管方法、賞味期限切れを起こしにくい管理方法などを詳しく解説していきます!

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目次

賞味期限切れの保存食・非常食は食べても問題ない?

カレンダー・賞味期限

賞味期限が切れた保存食・非常食を食べても問題がないかどうか気になりますが、結論からいうと、

食べても問題ありません。

「加工食品の表示に関する共通Q&A (第2集:消費期限又は賞味期限について)」において、次のように記載されています。

「賞味期限」を過ぎた食品であっても、必ずしもすぐに食べられなくなるわけではありませんので、それぞれの食品が食べられるかどうかについては、消費者が個別に判断する必要があります。

「加工食品の表示に関する共通Q&A (第2集:消費期限又は賞味期限について)」

「賞味期限」を過ぎた場合であっても、食品の品質が十分保持されていることがありますので、すぐに捨てるのではなく、その見た目や臭い等により、五感で個別に食べられるかどうかを判断してください。調理法を工夫することなどにより、食品の無駄な廃棄を減らしていくことも重要です。

「加工食品の表示に関する共通Q&A (第2集:消費期限又は賞味期限について)」

もちろん、賞味期限切れのものを何でもかんでも食べて問題ないというわけではありませんが、賞味期限が切れたからといって即座に捨てる必要もないということです。

食べ物ごとに個別に判断をすれば、賞味期限切れのものでも食べて問題はありません。

ただし未開封のものに限ります。一度開封してしまった食品は、期限に関わらず早めに食べるようにしましょう。

(参考)

「賞味期限」と「消費期限」の違い

保存食や非常食の期限としては「賞味期限」が表示されています。

しかし食べ物の期限表示については、「賞味期限」と似た表示として、「消費期限」という言葉もあります。

どちらも食べ物の期限について記したものですが、その違いは何でしょうか? 先ほどと同じく「加工食品の表示に関する共通Q&A (第2集:消費期限又は賞味期限について)」から、賞味期限と消費期限の定義をそれぞれ見てみましょう。

「賞味期限」とは、定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日のことです。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあります。このため、「賞味期限」を過ぎた食品であっても、必ずしもすぐに食べられなくなるわけではありませんので、それぞれの食品が食べられるかどうかについては、消費者が個別に判断する必要があります。

「加工食品の表示に関する共通Q&A (第2集:消費期限又は賞味期限について)」

「消費期限」とは、定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質(状態)の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日のことで、開封前の状態で定められた方法により保存すれば食品衛生上の問題が生じないと認められるものです。このため、「消費期限」を過ぎた食品は食べないようにしてください。

「加工食品の表示に関する共通Q&A (第2集:消費期限又は賞味期限について)」

賞味期限と消費期限の違いを簡単にまとめると次のようになります。

賞味期限と消費期限の定義

賞味期限

おいしく食べることができる期限(best-before)。期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるということではない。

消費期限

期限を過ぎたら食べない方がよい期限(use-by date)。

長期保存ができるものや、期限を過ぎて食べても問題ないものについては「賞味期限」が、特に弁当、パン、生ものなど期限を過ぎると食べない方がよい食べ物については「消費期限」が表示されているということですね。

また「賞味期限」は期限の設定が製造日から概ね6日以上のものに対してつけられるのに対し、「消費期限」は製造日から概ね5日以下のものつけられます。

表示年月日の違いについて見ると、賞味期限は3ヶ月を超えるものは「年月」だけでの表示となり、3ヶ月以内のものは「年月日」表示となります。消費期限の場合は常に「年月日」の表示となります。

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保存食・非常食の種類と賞味期限

防災用保存食・非常食

それでは代表的的な保存食・非常食の種類と、それぞれの賞味期限を一覧にして紹介したいと思います。

種類賞味期限
約2~10年
ごはん(アルファ米)約3~7年
ソフトパン約3~7年
パスタ約3~5年
カンパン約3~5年
ビスケット約3~5年
缶詰約2~4年
缶ジュース約3~6年
レトルト食品約2~5年
フリーズドライスープ・備蓄用スープ約5年
乾燥野菜約1年
チョコレート約1年
ようかん約5年
ゼリー約5年

保存食・非常食といっても、さまざまな種類がありますね。

飲み物から、炭水化物、お菓子まで…。そしてレトルト、缶詰、袋入り、ペットボトルなど保存形態もそれぞれです。賞味期限もバラバラなので、いろいろなタイプの保存食・非常食をそろえておきたいものです。

長持ちするおすすめの防災用保存食・非常食

防災用保存食・非常食

防災用の保存食・非常食は、賞味期限が年単位で長持ちするものがたくさん売られています。

インターネット上で簡単に購入することができます。また防災コーナーのあるスーパー大型店やホームセンター、登山用品店など実店舗でも購入可能ですね。

コンビニで売っている場合もありますね。

多くの種類がある防災用保存食・非常食ですが、どのような保存食・非常食があるのか、イメージが湧きやすいように種類別に見ていきましょう。

災害備蓄用飲料水

災害備蓄用飲料水「アンシンクのあんしん水」。500ml×24本入りで、賞味期限は10年です。

災害備蓄用飲料水「志布志の自然水」。2L×6本入りで、賞味期限は5年です。

ごはん(アルファ米ほか)

色々な味が楽しめる「尾西食品のアルファ米セット」。10種類入りで、賞味期限は5年です。

こちらも色々な味がセットになった「サタケマジックライスセット」。9種類入りで、賞味期限は5年です。

5種類の味が2食ずつセットになった「TRIEM防災セレクトごはんセット」。10食入りで、賞味期限は7年です。

「ホリカフーズのレスキューフーズ一食ボックス」。水や火がなくても、付属の発熱剤であたたかほかほかのごはんセットを食べることができます。3食入りで、賞味期限は3年半です。

ソフトパン

「ボローニャの缶deボローニャ」。6缶入りで、賞味期限は3年半です。

「‎防災防犯ダイレクトの新食缶ベーカリー」。24缶入りで、賞味期限は5年です。

「ピースアップのぱん革命」。そのまま食べられます。6個入りで、賞味期限は7年です。

「TRIEM防災セレクトの非常食パンセット」。そのまま食べられます。10食入りで、賞味期限は7年です。

パスタ

お湯で戻すタイプの「その場deパスタ」。15食入りで、賞味期限は5年です。

カンパン

「三立製菓の缶入カンパン」。100g×24個入りで、賞味期限は5年です。

ビスケット

「江崎グリコのビスコ保存缶」。30枚×2缶で、賞味期限は5年です。

「野村煎豆加工店のミレービスケット」。賞味期限は5年です。

「ギンビス×イザメシの厚焼きたべっ子どうぶつビスケット」。120g×2個入りで、賞味期限は5年です。

缶詰

「SUPERMINEのスーパーサバ缶」。金華サバを使用した、非常食用高級サバ缶です。6缶セットで、賞味期限は3年です。

「ホリカ・レスキューフーズとホテイフーズの缶詰セット」。21缶入りで、賞味期限は3~3年半です。

缶ジュース

「カゴメの野菜一日これ一本」。30本入りで、賞味期限は5年半です。

レトルト食品

「永谷園のあたためなくてもおいしいカレー」。レトルトといえば温めるのが一般的ですが、これは温めずそのまま食べてもおいしいカレーです。10食入りで、賞味期限は5年です。

「江崎グリコのカレー職人」。こちらも温めずそのまま食べてもおいしいカレーです。3食入り5パックで、賞味期限は5年です。

フリーズドライスープ・備蓄用スープ

「備蓄用栄養補給スープ ライフスープ」。21食分入りで、賞味期限は5年です。

「‎神州一味噌のポケットワンおみそ汁」。折りたたみカップ付で、水でも溶かせるすぐれものです。15食入りで、賞味期限は5年です。

乾燥野菜

「桜通商の乾燥野菜」。ラーメンやみそ汁に入れてもいいですし、サラダやオムレツなどいろいろアレンジできます。120g入りで、賞味期限は1年です。

チョコレート

「明治のマーブルチョコレート」。ジャンボサイズ6個入りで、賞味期限は1年です。

ようかん

「井村屋のえいようかん」。コンパクトで携帯するのに便利。5本入りで、賞味期限は5年です。

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ゼリー

「ワンテーブルのLIFE STOCK備蓄ゼリー」。3種類×3個入りで、賞味期限は5年です。

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詰め合わせセット

個別にあれこれ揃えるのもいいのですが、いろいろなものが少しずつ入った詰め合わせセットも便利ですね。

防災用保存食の適切な保管場所・収納場所

収納・ダンボール箱

では、防災用保存食・非常食を保存するのに適切な場所はどんなところでしょうか。

まずは保管する際のポイントを見てみます。

防災用保存食・非常食を保管する際のポイント

  • 風通しの良い場所に保管する
  • 温度変化の少ない場所に保管する
  • 直射日光の当たらない場所に保管する
  • 一か所に置かず、数か所に分けて保管する

直射日光や寒暖差の激しい場所に保管しないようにしましょう。

いくら保存食・非常食とはいえ、直射日光や高温多湿の場所では熱によって成分が分解されてしまうため、保管場所としては適していません。

劣化を防ぐためにも、温度変化が少なく、風通しのよい場所に保管するのがよいでしょう。

また、一か所に全部まとめて保管するのではなく、何か所かに分けて保管するほうがいいですね。2階建ての家なら、1階と2階に分けて保管するのも、分散備蓄の面からいえば大変効果的です。

例えば、保管していた場所が水に浸かってしまったとか、地震で家が傾いて保管場所にたどり着けなかったということもありますので、分散して保管するのがよいでしょう!

では具体的な保管場所をいくつかピックアップしてみます。注意点とポイントを解説します!

収納棚

家の中で保存食・非常食を保管しようとする場合、まず思いつく保管場所は収納棚ではないでしょうか。

保存食・非常食というものは毎日使うものではありませんから、できるだけ普段使用しない場所に保管しようとします。収納棚や押し入れなどは、目に見えない場所で手ごろな保管空間といえるでしょう。

直射日光も避けることができますし、定期的に扉を開ければ風通しの面でも大丈夫です。

ただ地震などで家が傾いた場合に備えて、収納棚の手前の方に保管するほうがよいでしょう。奥に入れすぎてしまうといざというとき取り出せない可能性があります。

他の場所との分散備蓄のひとつの候補として考えたほうがいいですね。

床下収納

床下収納がある場合、そこに保存食・非常食を保管する人も多いのではないでしょうか。

緊急時にのみ使用する保存食・非常食は、収納スペースを圧迫しない場所に保管したいものですね。床下収納はまさにそのような場所です。

ただし、収納棚と同じように注意点があります。地震で床がへこんだり、床下浸水になってしまったりした場合に、せっかくの保存食・非常食が使用できないという可能性があります。

保管してはいけないわけではありませんが、そういうリスクがあることを想定し、こちらも分散備蓄のひとつの候補として考えたほうがいいでしょう。

玄関付近

保存食・非常食は、災害時に使用するために準備しておくものであり、いざというときに使えなければ意味がありません。

自宅から外へ避難する場合に通過する経路はどこでしょうか?
通常は、玄関を通って外に出ますよね。ですから、玄関付近に保存しておくというのも大変理にかなっています。

地震で家が傾いて玄関から出ることができない、というような場合以外は役に立つ保管場所といえます。

ベランダのストッカー

緊急時、ベランダから非難するケースも想定しておいた方がいいでしょう。

玄関から出られない場合で、ベランダから避難するとき、ベランダのストッカー(収納箱)に保存食・非常食が備蓄されていれば、とても助かりますね。

冷蔵庫

冷蔵庫に保管しておくのもひとつの方法です。

普段あまり使わない場所に保管していた場合、「どこにしまったかな?」ということにもなりかねません。

冷蔵庫は食品を保存する場所ですから、冷蔵庫にしまっていた場合は緊急時に思い出しやすいという利点があるでしょう。ですから特に冷蔵保存する必要がない保存食・非常食でも、冷蔵庫に保管しておくのもいいと思います。

しまった場所を忘れてしまう心配のある方は、冷蔵庫に保管することも検討してみてください。

ダンボール箱

保管場所というより保管方法となりますが、缶詰やカンパン、レトルト食品などはダンボール箱にまとめて置いておくと便利です。また保存食・非常食だけでなく、懐中電灯やヘルメットなどの防災グッズも一緒にセットしておけば、いざというときに役立ちます。

リュックサック

保管方法のひとつとして、少し大きめのリュックサック(登山用ザックなど)に詰め込んでおくのも有効です。災害時に避難しなければならないとき、リュックサックを背負っていくだけで、すぐ避難できるからです。

災害時、すぐに外へ持ち出す必要があるものは、棚やダンボール箱に入れておくよりも、リュックサックにセットしておくほうが実用的ですね。

リュックサックを2、3個用意して、何か所かにセットしておけば、いざというときそのうちのどれかをピックアップして避難することができます。

車の中

家の外という場所を考えてみると、車の中というのも有効な保管場所です。

仮に家が倒れてしまっても車が無傷であれば、そこから保存食・非常食を取り出すことが可能です。特に家の横ではなく、少し離れた場所に駐車場を借りているような場合は、さらに効果的かと思います。

ただし、車の中は夏場は気温が急上昇するため、熱にあまり影響のないものしか置くことはできませんので、その点は注意が必要です。食品以外の防災グッズなどの保管場所としては、なお適していますね。

外部のレンタルスペース(トランクルーム)

家の中で置き場所がない場合は、外部のレンタルスペースを利用するという方法も有効です。

「トランクルーム」と呼ばれる外部の収納スペースを借りることで、保存食・非常食を家の外に保管でき、分散備蓄にも効果的です。屋内型のトランクルームであれば、湿度や温度管理、空調をきちんとしているところも多いので安心です。

家の中に入れない、備蓄場所にたどり着けない場合に備えて、外部のレンタルスペースに保管することはとても効果のあることですね。

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賞味期限切れを防ぐ方法

メモ・付箋

保存食・非常食を買ったはいいけれど、知らない間に賞味期限切れになっていたということも多々あります。

賞味期限切れを起こさないためには、備蓄してある保存食・非常食を常に把握しておく必要がありますね。でも、何年も保管できるようなものを常に意識して覚えておくというのはとても難しいことです。

そこで、賞味期限切れをできるだけ起こさない方法をいくつか紹介します。

シールを貼り、目に見える工夫をする

保存食・非常食の賞味期限を目立つようにしておくことが大切です。ひとつひとつにシールは貼ってマジックで目立つように書いておくのがよいでしょう。

また箱やカゴにまとめて入れている場合は、賞味期限が近いものをひとかたまりにして、箱やカゴに期限を書いておくのもおすすめです。

商品の賞味期限は大抵小さくてわかりにくい場所に記載されているので、ひと目でわかるようにしておく工夫が大切ですね。

さらに、透明のケースに収納しておくと中身が確認しやすいですね。

一覧にして管理する

保存食・非常食を購入したときに、一覧表にして管理することも、賞味期限切れを防ぐ方法のひとつです。

商品の名前や種類、賞味期限を簡単な一覧表にしておきます。この一覧表を見れば、いつでも賞味期限切れが近づきそうなものがすぐに把握できますね。

一覧表を保管場所や、目につくところに貼っておけば、忘れることも少なくなります。

また一覧表を作成するには、スマホのアプリやカレンダー機能、スケジュール機能、メモ機能などを活用してもよいですね。

企業のお知らせシステムを利用する

賞味期限を知らせてくれるシステムに、保存食・非常食の情報を登録しておく方法もあります。

例えば、江崎グリコの「賞味期限お知らせシステム」。

スマホやパソコンから、賞味期限を登録しておくと、期限が近づくタイミングにメールで知らせてくれるというとても便利なシステムです。

最初に登録しておけば、その後は自分から確認作業を行わなくても、自動的にメールで知らせてくれるため、忘れる心配がありませんね。

グリコの保存食 賞味期限お知らせシステムこちら

賞味期限切れをお知らせするシステムについては以下の記事で詳しく解説しています。

定期的に買い替える

賞味期限切れを防ぐには、備蓄品を定期的に買い替える方法が考えられます。賞味期限切れとなる前に買い替えることができれば、賞味期限が切れてしまったということにはならないですよね。

でも、賞味期限切れになる前に定期的に買い替えるとはいっても、これが結構難しいのです。何かきっかけがないと、定期的に買い替えるという習慣には結びつきませんよね。

そこで、定期的に買い替える状況をつくりだす方法として、次に紹介する「ローリングストック法」というものがありますので、ぜひ実践していただきたいと思います。

ローリングストック法

保存食・非常食の賞味期限切れを防ぐ有効な方法として「ローリングストック法」と呼ばれる仕組みがあります。

ローリングストック法を簡単に説明すると、「保存食・非常食を定期的に食べ、食べた分を買い足して備蓄していく方法」です。

ローリングが「回転させる」、ストックが「備蓄する」といった意味合いですね。下図のように、「蓄える」「食べる」「買う」という動作を循環させていくイメージです。

ローリングストック法

例えば、カップ麺やレトルト食品などを数か月に1度食べる習慣をつけて、その都度食べた分を買い足していきます。この方法だと、賞味期限が短い食べ物でも保存食・非常食として備蓄できるという利点があります。

いつ食べるのかという点ですが、一例としては「偶数月の月初めに食べる」というように、保存食・非常食を食べる日を決めてしまうのもいいでしょう。

また定期的に食べているものを保管していくことができるので、いざ災害が発生したときに「普段食べ慣れたもの」を食べることができるので、安心感があります。

ローリングストック法を実践することで、保存食・非常食の賞味期限を常に意識することができ、意識改革の面でも優れた方法といえるでしょう。

防災ピクニック

防災ピクニック

防災ピクニック」とは、親子でわいわい楽しく取り組める防災訓練のことです。東日本大震災の被災者の経験をもとに、「ママプラグ」という東京都のNPO法人が考案しました。

防災訓練というと堅苦しく聞こえますが、ピクニック気分で楽しく、防災グッズを使ったり、防災用保存食・非常食を食べてみるというものです。

用意していた災害への備えが自分や家族に合ったものであるかを、ピクニックを通して検証することができますよ。

家族や友達と一緒に定期的に防災ピクニックを行えば、楽しみながら保存食・非常食の賞味期限切れを解消することもでき、一石二鳥ですね。

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賞味期限切れとなってしまった場合にはどうすればいいか?

保存食・非常食の賞味期限

賞味期限が切れてしまった保存食・非常食は、いったいどのように取り扱えばいいのでしょうか。

調理して食べる

最初の方でも触れましたが、賞味期限というのは「おいしく食べるための期限」であって、賞味期限が過ぎたからといってただちに食べられなくなるわけではありません。

特に調味料などは、賞味期限が過ぎてもまったく問題ないですね。醤油や粉末スープ等々、かつて栄養士の方に確認したところ、過ぎてから数年は平気ということを聞き、自分でも賞味期限切れのものを食べましたが、普通通りに使えました。

ただ保管方法や商品によっては状況も違うと思いますので、一度味見してみて問題なければ食べるということでもよいでしょう。

食べる際に、そのまま食べるということでもいいですし、調理して食べるのでもいいですね。特に加熱して、一品料理に仕上げるとおいしく食べることができます。

レシピ集

賞味期限が切れそうな保存食・非常食、あるいは賞味期限を過ぎた保存食・非常食をおいしく食べる方法は、インターネット上にたくさん紹介されています。探せばいろいろなレシピが見つかります。

ただ、まとめられたレシピ集がほしいという方には、以下のサイトが参考になるでしょう。

東海農政局が「災害用備蓄食品活用レシピ~びちクッキングでごちそうに変身!!~」というPDFのレシピ集を公開しています。このレシピ集は、あくまでもローリングストック法における備蓄食品活用のレシピとして公開されています。アルファ米や缶詰などを使った料理、パッククッキングについてなどおすすめの調理法がまとめられています。
※賞味期限切れのものを使うとは書かれていませんので、その点は注意してください。賞味期限切れの保存食・非常食を使う場合は、ご自身でよく確認してから調理したり食べたりするようにしてください。

PDFですので、自宅のパソコンにダウンロードして印刷することができます。

また配布は無料ということですので、紙媒体でほしいという方は東海農政局に一度連絡してみてはいかがでしょうか。

「災害用備蓄食品活用レシピ」(東海農政局)こちら

寄付するのは可能?

賞味期限が切れそうな保存食・非常食を受け付けてくれる団体はありますが、その多くが個人ではなく団体を対象にしています。

提供元が団体であれば、賞味期限が近づく備蓄食品等を寄付することもできるでしょう。例えば「備蓄品寄付・活用システム JEFO Donationマッチング」というシステムでは、賞味期限切れとなる前の備蓄食品等を有効活用するための仕組みを提供しています。

ただし賞味期限が切れたものを寄付することは難しいでしょう。フードバンクなどでも、賞味期限切れは受け付けないようにしています。

農林水産省が「賞味期限切れ」の備蓄食料を寄付した例はありますので、今後基準は変わっていくかもしれません。ただし現在は、原則賞味期限切れの備蓄食品は個人で消費するしかないでしょう。

捨てる

賞味期限が切れてもすぐに食べられなくなるわけではありませんが、何年も経過してしまった場合や保管方法がよくなかった場合など、どうしても捨てなければならないケースもあるでしょう。

その場合は、適切な方法で捨てるようにしましょう。

中身と容器は分けて、ゴミの分別方法にしたがって廃棄しましょう。大量にある場合は、不用品回収業者に頼むという方法もありますので、都度状況を見て判断するのがいいですね。

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食品ロスをなくすには? 食品ロス市場の活用!

寄付

最後に、食品ロスを減らすにはどうすればいいのかに少し触れておきたいと思います。

現在の日本では、まだ充分食べられるものが廃棄されているという現状があります。コンビニ弁当がその典型でしょう。食品を販売している店では、少しでも消費期限がきたものは直ちに廃棄されてしまいます。食べようと思えば食べられるものが、商品としてはその資格を失うために、捨てられていくのです。

また賞味期限表示の食品の場合も、消費者の誤解から捨てられてしまうケースはあるでしょう。賞味期限と消費期限は異なるものです。そうであるのに、賞味期限が過ぎたらすぐ捨てなければと思っている人もまだまだ数多くいます。

最初にも述べましたが、賞味期限が過ぎたからといって直ちに食べられなくなるというものではありません。正しい知識・情報を浸透させることも、食品ロスをなくすためにはとても大切なことです。

さて、「食品ロス削減市場」というサイトがあるのをご存じでしょうか?

食品ロスを削減するために、賞味期限切れや外装が破損したなど廃棄されそうになった食料品を販売しているサイトです。

もちろん購入者にもメリットがあります。それはとにかく価格が安いことです。期限切れとはいえ、まだまだ食べることのできるレトルト食品やお菓子などを安く購入することができます。安いだけでなく、食品ロス削減に貢献できるため、社会貢献の点からもおすすめで、まさに一石二鳥です。

このようなサイトを積極的に活用することも、食品ロスを減らすことにつながるのだという意識をもつことが大切ですね!

食品ロス削減市場 公式サイト

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まとめ:保存食・非常食と賞味期限切れの取り扱い

以上、保存食・非常食の賞味期限切れをテーマとして詳しく見てきました。

消費期限と賞味期限は違うこと、そして賞味期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではないことを確認しました。

また防災用保存食・非常食を保管するのに適した場所は、高温多湿や直射日光を避けて風通しのよいところです。

保存食・非常食は一度購入したら終わりではなく、定期的な賞味期限の確認が必要です。賞味期限を切らさないように管理していくことが求められますが、ローリングストック法というのもとても有効な方法のひとつです。

定期的に保存食・非常食を食べて買い替える習慣をつけることで、防災への意識も高まりますし、いざ災害が発生したときには、保存食・非常食の確保や持ち出しもスムーズになるでしょう。

賞味期限切れをなくし、食品ロスが少しずつでも削減されていく、そんな世の中になればいいですね!

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