人生・生き方– category –
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『死んだらどうなるの?』玄侑宗久
【死に「万能な答え」はない。でも「あなたなりの答え」はある。】 人間にとって、死は100%訪れる出来事です。早いか遅いか、その差はあるにしても、必ず起こりうる事象というのは、生きていく上で他にはなかなか見当たらないように思います。それほど、死... -
『人生に意味はあるか』諸富祥彦
【人生に意味があるかどうかはわからない。でも、人生に意味があるかどうか考えることができる、それは確かなことだ。】 「人生に意味はあるか」 自分自身に対して、一度たりともこの問いかけをしなかった人がいるでしょうか。この問いかけをしてこなかっ... -
『ひとは情熱がなければ生きていけない』浅田次郎
【情熱を補充してみませんか?】 この本のタイトルを見たときに、「情熱をもって生きているのだろうか?」と自分に思わず問いかけてしまいます。「情熱」の熱量は人によってさまざまだとは思いますが、生きていく上で、少なからず「情熱」と呼ぶべきものが... -
『縦糸横糸』河合隼雄
【生きるという縦糸に、時代という横糸。】 心理学者として知られる著者が、産経新聞に連載してきたコラムをまとめた一冊です。時代のなかに生きるということに対する、具体的な72の提言が掲載されています。タイトルからキーワードを拾っていくとさまざま... -
『新人生論ノート』木田元
【ノートを二つ持つといい。まっさらのノートと、この『新人生論ノート』だ。】 昭和初期の哲学者・三木清に『人生論ノート』という著作があります。本書はこの『人生論ノート』と直接の関連はないが、同じく哲学者の著者がその構成を参考にして書いた現代... -
『それでも人生にイエスと言う』V・E・フランクル(山田邦男 / 松田美佳 訳)
【生きるということは、問いかけつづけることではない。問いかけられて初めて見えてくる人生があるはずだ。】 著者のフランクル(Victor E. Frankl)は、第二次世界大戦下、ナチスにより強制収容所に送られた経験を持つ精神科医です。彼は家族の多くを失い... -
『カンの正体 ―「直勘力」で逆境に強くなる』桜井章一
【欲張りすぎれば何かを失う。手放せば何かを得る。】 著者は、麻雀の代打ちで20年間無敗の経歴をもつ「雀鬼」として知られています。 カンとはなかなかとらえどころのないものですが、そのカンとは何か、カンで判断することの大切さに迫った一冊です。 常... -
『よく生きる』岩田靖夫
【さらけだすことは、よく生きるための秘薬。】 哲学に精通する著者が、古代ギリシアの哲学を中心に「よく生きる」とは何かを問うている一冊です。 章立ては「幸福」「他者」「神」「社会」の四章。生きる上で「よく」生きたいと考えるのは自然であります... -
『孤独であるためのレッスン』諸富祥彦
【孤独とは、自分と向き合うこと。】 昔に比べてうまく生きることができない人が増えたといわれて久しいが、本書の内容はそういう社会現象を背景として生まれた一冊といっていいでしょう。 第一章の題は「孤独は悪か」。「孤独」であることは本当に悪いこ... -
『人生論ノート』三木清
【あなたの人生ノートをつくるために、参考にすべき第一のノート。】 「死について」「幸福について」「人間の条件について」「孤独について」等、人生に関わる題を集めた全23章の論文集です。 三木清の文章は、一文一文が短く、リズミカルに読めます。人... -
『うらおもて人生録』色川武大
【人生は勝ち続ければいいってものじゃない。負けることを知っている人は人生の豊かさを知っている。】 生きている日々の中で、悩みのない人なんているのでしょうか。 多かれ少なかれ人生に悩み、疲れ、自分を見つめなおす、そんな時間を一度は過ごしたこ...
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