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欲張りすぎれば何かを失う。手放せば何かを得る。
著者は、麻雀の代打ちで20年間無敗の経歴をもつ「雀鬼」として知られています。
カンとはなかなかとらえどころのないものですが、そのカンとは何か、カンで判断することの大切さに迫った一冊です。
常識や知識、固定観念といったものにとらわれすぎている今の世の中ですが、そんなものよりもっと大切にしなければいけないものが「カン」であると著者は説きます。常識などはむしろ、人間の本来の能力を阻害していると指摘しています。
本書では、子どもの感覚に戻ることや、譲る力など多方面からカンの実体に迫り、いままでの考えを改めさせられるトピックが満載の書となっています。