言葉

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『人生の教養が身につく名言集』出口治明

一般にいう名言集と異なるところは、著者の経験が織り込まれているところでしょう。またその名言にまつわる背景やエピソードなども交えて紹介されています。そのため、それぞれの言葉が生まれた状況や時代を感じ取りながら、名言を味わうことができる構成になっています。
登山・ハイキング

『山の単語帳』田部井淳子

山登りやハイキングを始め立てのころは、一緒に登っている仲間が使う用語がわからないことが多々あるものです。「山の専門用語」とでもいうべき言葉を当たり前のように使いこなしている友人たちを見ると、少しうらやましいと感じてしまいます。
笑い・ユーモア

『ジョークなしでは生きられない』阿刀田高

毎日の生活が行き詰っているという人にとって、ジョークのひとつが救いになることがあります。本書は世界のジョークから傑作ジョークを集めたコンパクトな一冊です。90の小題はどれも3ページ程度で、さまざまなジョークを取り混ぜながらの著者の文章が、ジョークの世界へ導いてくれます。
言葉

『日本語を書く作法・読む作法』阿刀田高

日本語が好きな人にとっての「好き」にはさまざまあると思います。「読む」のが好きな人、「書く」のが好きな人、「話す」のが好きな人、「聞く」のが好きな人、「見る」のが好きな人などなど。 本書はその中でも「書く」ことと「読む」ことに焦点を当てた一冊です。第Ⅰ部が「書く作法」、第Ⅱ部が「読む作法」を取り上げています。著者は小説家から古典の名解説まで幅広く活躍していますが、本書の「書く作法」の「告白的文章作法」では次のように述べています。
言葉

『両手いっぱいの言葉 ― 413のアフォリズム ― 』寺山修司

演劇、映画、詩、俳句、短歌、評論、写真など多彩な才能で知られる寺山修司。彼の残した多くの言葉がこの一冊に収められています。「愛」「美」「暴力」「文明」「変身」「飛翔」「友情」「夢」など52章、計413もの寺山の言葉=アフォリズム。どこから読んでもいいですし、一日ひとつずつ読んでもいいでしょう。
言葉

『10代のための古典名句名言』佐藤文隆 / 高橋義人

「大人になるとはどういうことか?」という問いに対するアドバイスとして、本書は書かれています。特に10代の人生においては、さまざまな疑問や不安そして悩みは尽きないものです。そんなとき古典の名句や名言が何かのヒントになるかもしれません。本書は「悩みと向かい合うための名句名言」「愛するための名句名言」「学びのための名句名言」「生きるための名句名言」の四章から成り、六十八もの名句名言が取り上げられています。詩人、小説家、経営者、科学者、映画俳優、論語などなど、広範囲からの言葉の集まりが胸に響いてきます。
短歌・俳句・詩

『ことばおてだまジャグリング』山田航

言葉遊びはどうしてこんなに面白いのでしょう。もちろん言葉遊びといってもさまざまです。回文、早口言葉、アナグラム、しりとり、折句などなど。本書は全12章にわたり、縦横無尽に言葉遊びの世界を繰り広げています。まさに「ジャグリング」という名がふさわしい内容です。特にあまりその用語が知られていない言葉遊びであるパングラム(その言語のすべての文字を使って文章になっているもの)や、スプーナリズム(文字を入れ替える)の章なども取り入れられています。
言葉

『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』黒川伊保子

タイトルを見て思わず、そうわたしも同じ疑問をもったことがある、と感じた方は多いのではないでしょうか。ゴジラ、キングギドラ、ガメラなど、怪獣の名前はガギグゲゴのつく名前が多いです。ガギグゲゴに限らず、特に濁音が多いように思います。本書はことばに詳しい著者が、言語学にとどまらず、脳科学や物理学を絡み合わせてこの疑問に迫っていきます。ことばの音のサブリミナル効果というのが、本書のキーワードとなりますが、ことばの音にはそれぞれ性格というか特徴をもっています。怪獣の名前に濁音が多いのは、ことばの音と深い関係性があるのです。怪獣の名前だけではなく、ブランドの名前などに迫った文章もあり、ことばの音の世界に深く入っていける一冊です。
言葉

『オトナの言葉の愉しみ方』阿刀田高

著者の阿刀田高氏は本当に言葉が好きなのだと思います。本書を読めば、それを感じ取ることができるでしょう。五つの章から成り、さまざまな角度から言葉、特に日本語について迫っています。私が好きなのは「無理問答」という言葉遊び。「一枚でもせんべえとはこれいかに」「一ケでも饅頭というが如し」
言葉

『井上ひさしの日本語相談』井上ひさし

世界の言語の中で、日本語ほど魅力的な言語はそう多くはないのではないでしょうか。普段当たり前に話している日本語ですが、改めて考えれば考えるほど、なぜという疑問がいろいろと湧いてきます。本書は、週刊誌の連載をまとめたもので、読者からの質問に著者が答えるというスタイルをとっています。たとえば濁音について、どうして「夫婦けんか」といわずに「夫婦げんか」というのかなど、気になる質問に丁寧に答えていきます。ひとつひとつの回答を読んでいるだけで楽しくなってくる一冊です。
言葉

『犬は「びよ」と鳴いていた』山口仲美

副題は「日本語は擬音語・擬態語が面白い」。二部構成で、第一部「擬音語・擬態語の不思議」と第二部「動物の声の不思議」から成ります。著者が擬音語・擬態語に興味をもつことになったきっかけが、タイトルにもなった犬の鳴き声でした。犬といえば「わんわん」が当たり前と思っていますが、平安時代はそうではなかったのです。驚きです。また犬に限らず、猫、鼠、蟬など多くの生き物の鳴き声の変遷を記しており、擬音語・擬態語の世界に触れるのに最適な一冊です。
言葉

『すごい言葉』晴山陽一

「言葉にはパワーがある」、著者はそう語っています。あまり知られていない言葉ではあるけれども、パワーを持った323の言葉がこの一冊に収められ、どの言葉から読んでもいい構成になっています。
仕事・ビジネス

『ビジネス版悪魔の辞典』山田英夫

アンブローズ・ビアスの名著『悪魔の辞典』のアイディアを基に、日本のビジネス現場で起きている様々な事象をわかりやすく説明する目的で書かれたものです。人事、組織、教育など多岐にわたる分野の用語が多数定義されています。その定義の仕方が独自の切り口で面白いものばかりです。例えば「DM」は「「ダメでもともと」の頭文字」、「データベース」は「蓄積している間は価値が見えないが、社外に漏れると市場価値がつくもの」等々。ビジネス用語に対する見方が少し変わる一冊です。
言葉

『古文の読解』小西甚一

古文に苦手意識がある方は少なくありませんが、古文は決して取っつきにくいものではないことを、この一冊が教えてくれます。全六章から成り、昔の暮らしから文学のジャンル分け、そして古典文法の詳細な説明まで幅広く古文に関わる話題が取り上げられています。全体を通して読み物としても優れており、また例題・小問題が随所にあり、楽しく読み進めながら結果として古文の理解が深まる仕掛けになっています。
言葉

『〈辞書屋〉列伝 ― 言葉に憑かれた人びと』田澤耕

生涯をかけて辞書を編んだ人々の素顔を丁寧に描いた一冊です。取り上げられているのは『オックスフォード辞典』『ヘブライ語大辞典』『アメリカ英語辞典』『スペイン語用法辞典』『言海』『和英語林集成』等。いずれも編纂者の熱い想いを感じることができます。相当の覚悟がなければ、一冊の辞書を完成させることはできないのです。辞書を編むということは、一言では言い表せない、まさにドラマなのです。読み終えた後、普段当たり前に使用している辞書に対する目が変わったように感じています。
言葉

『翼のある言葉』紀田順一郎

古今の名著から百近い言葉を、「希望」「信念」「世界」「真理」「幸福」「わが人生の路標」の六つの章に分けて紹介しています。例えば「信念」の章には、ゲーテの『ファウスト』から次の言葉が取り上げられています。「人間は、努力をする限り、迷うものだ」。言葉は、読み手を立ち止まらせてくれ、またそれと同時に「翼」を与えてくれるものなのでしょう。
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『日本語の冒険』阿刀田高

いろはカルタ、漢字、クロスワード、辞典、5W1Hなどをテーマに、日本語の楽しさをストーリー仕立てに展開する、日本語がギュッと詰まった一冊。読み終えたとき、家族や友達に紹介したくなるきっとお気に入りの日本語が見つかるはずです。手軽に読めるけれども、実に奥が深い日本語の世界を堪能してみるのもいいのではないでしょうか。
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