Webライターとしての記事作成について(Part4)

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ウェブライター記事作成

前回の記事で「お仕事内容紹介」の記事作成について解説をいたしました。

数万件もある職業の紹介ですから、需要は無限大です。紹介する職業と、その職業にまつわる資格や業務スキルも紹介できるようになれば、ライティングの幅も広がり、クライアントの評価も上がることになるでしょう。

今回は「商品紹介」の記事作成について詳しく解説をしたいと思います。

商品紹介は「セールスコピー」と言われていて、その商品紹介が直接「売り上げ」につながる重要な案件になります。

Webライターは「セールスコピー、セールスレター」を書けるようになるために日々勉強をしているといっても言い過ぎではありません。高収入を得る為にいつかはたどり着きたいですが、セールスコピーを書くためにはたくさんの勉強が必要です。

今回、解説をしたい商品紹介は「売り買い」が伴わない「商品の良さを知ってもらう」為の記事作成なので、セールスコピーの「一部分を作成する」解説になります。

「商品を売る」手法はまだわからなくても「商品の良さを伝える」ことは今のあなたでもできると思いますので、これを足掛かりにセールスコピーの案件を獲得できるように勉強を続けていきましょう。

目次

記事作成について・商品紹介

Webライティング

どんな商品を紹介するか?

クラウドワークスで掲載されている案件の中で「健康食品の総合サプリ比較」「一万円以下のCDラジオの紹介」「除毛クリーム比較」というものがあれば、商品紹介の案件と思って間違いありません。

クライアントが「商品を販売するために紹介記事を作成してほしい」と望まれるのであれば、その商品を「知っている」「知らない」に関わらず、まずは案件応募で記事作成にトライをしてみましょう。

「セールスレター案件」となると高単価が一般的で、低単価ではワーカーが手を出してくれません。ですので、セールスレターを分割して依頼することで、低単価でも記事を作成してくれるワーカーがいるというわけです。その記事を組み立てて、一つの「セールスレター」にするクライアントもいます。

今回は具体的な題材を使って解説したいと思います。

あなたはお正月に「おせち料理」を食べますか?

おせち料理は10~11月が販売時期になるので、Google検索していてもあちらこちらで広告バナーが出ていると思います。この「おせち料理」の商品紹介をする記事について、詳しく解説したいと思います。

紹介する商品を徹底的に調べよう

クライアントよりレギュレーション(記事作成の指示事項をまとめたもの)が提示されますので、その内容を忠実に記事にする必要があります。

例としておせち料理の紹介となりますが、クライアントからは以下のようなレギュレーションがあったと想定します。

  • おせち料理をランキング形式で紹介する
  • 1位~7位までのおせち料理を厳選し、料理の内容を紹介する
  • なぜその順位にしたかを要約して説明する
  • ペルソナは「子供が独立して夫婦二人で食べるおせち料理、和風のおせちは飽きているので珍しい食材を使った豪華なおせちが好まれる」
  • 検索サイトは「○○○○本舗と○○○○魂」から厳選
  • 食材紹介は「売り手側の紹介よりも、自分が食べたような紹介をすること」
  • 掲載URLを必ず載せること

ここまで細かく設定されていると方向性はわかりますが、食べたことのない食材をどのように紹介するかが「カギ」となるので、指示された検索サイトからしっかりと調べて記事にしていきましょう。

記事作成について・商品紹介の記事構成

Webライティング

商品を「ランキング形式」で紹介

ランキング形式で商品を紹介されると読者は「上位商品」に目が行きます。

「この商品は私たちが求めていたものだわ」と読者が評価してもらえるのは、提示した商品が読者のペルソナにピッタリはまったことを示しています。

ランキングにすることで、上位商品が「あなたにピッタリですよ」と言ってくれているので、商品への購入意欲がわいてくるは必然かと思います。

ランキング形式は、商品紹介ではよく使われる手法なので覚えておくとよいかと思います。

設定されたペルソナでキーワードを決める

「子供が独立して夫婦二人で食べるおせち料理、和風のおせちは飽きているので珍しい食材を使った豪華なおせちを食べたい」

設定されたペルソナは上記の通り。この内容から「キーワード」を解き明かしましょう。読者に読んでもらうためにどんなキーワードが必要かを考えましょう。

※なぜ「キーワード」が必要か?
ここでキーワードについて考えていきましょう。
あなたは数千文字にわたる記事の内容をすべて覚えることができますか?
それは「NO」だと思います。
たくさん記事を書いても「覚えているのは、ほんの数行」だと言われています。
人間の記憶にかかわる要素として、知りたい内容を必然的に覚える習慣があり、読んだ文章の「自分が知りたいキーワードだけを覚える」ことが普通です。

ですから、読者の知りたいと思う「キーワード」を文章の各所にちりばめることで
読者の心に残る記事になりますので「数多く印象に残してもらう」ためのキーワードを探して、文章に盛り込んでいく必要があるのです。

キーワードは以下の通りに設定できると思います。

◇2人で食べるおせち料理
◇和風おせちに飽きている
◇珍しい食材
◇豪華おせち料理

このキーワードを基に、おせち料理を検索サイトからピックアップしていきましょう。

順位の設定

おせち料理のピックアップができたら、どれが1位にふさわしいかおせち料理の内容を見て検討しましょう。

4つのキーワードをすべて含んでいるのは必然ですが、その量や品質、サイトの印象なども含めて考えてほしいと思います。

なぜその順位か

順位が決まったら「なぜその順位か?」の理由を考えましょう。

「2人で食べ切れる丁度良い量と、ローストビーフや伊勢海老が盛り込まれている豪華なおせちである」などいろいろと考えられると思います。

「2位は1位よりも少し量が多くて、値段が少し安い」「3位は珍しい食材が少ないが量と価格がベスト」このような方法で少しずつ「落としていく」方法で順位を決めていきましょう。

商品紹介・基本情報の説明

商品紹介では、冒頭に「その順位に設定した理由」を説明しましょう。

「こちらよりも質が劣るから」「値段が安すぎるから」のような否定的な表現はしないようにしましょう。

少し難しいですが、良いところを強調した理由にしてください。上位や下位との比較はあまり必要ありません。

例としては次のようなものがあげられます。

「量は少し多めですが、ローストビーフが多く盛り込まれているのでこの順位となります」
「お値段はリーズナブルですが、あわびやキングサーモンなど豪華食材がメインとなりますのでこの順位です」

上位とは若干の差で下位になったことを表現すれば良いかと思います。

「多め」や「リーズナブル」と聞いても「劣っている、下がる」というイメージはわかないと思いますので、表現方法には注意をしましょう。

一番重要な「おせち料理」の内容紹介となりますが、掲載サイトは「作り手からのおいしさ表現」となっているため、作り手目線となります。

「じっくりと炊き上げてやわらかく仕上げました」とサイトに掲載されていても、それはサイトの記事であって「商品紹介」という、違うWebライターが間に入って記事にするので「いかに読者目線に近づけるか?」を意識しないといけません。

「やわらかい」がポイントなので、そこを読者目線で表現すると「ほっこりとやわらかい食感が魅力です」という感じ方に変えられると思います。

すべての食材に対してリポートするのは難しいので、メインとなる食材をピックアップして解説します。
キーワードに沿って「珍しい食材、豪華食材」にしぼって解説しましょう。

基本情報は、掲載されているサイト名、URL、販売価格、食材の品目数、種類(和風おせち、洋風おせち、和洋おせちなど)販売時期、割引特典などを記事にします。

「表」にして記載すると見やすく、わかりやすくなります。

クライアントが投稿フォームを提示してくれる場合もあるので、その内容に沿って記事にすることが必要です。

まとめ:Webライターとしての記事作成について(Part4)

最後にこの記事を再度振り返っておきましょう!

  • 商品を販売するための記事は「セールスレター」と呼ばれる
  • 商品の売り上げに直結する記事なので高単価でワーカーが取り組む
  • 商品紹介に特化した記事作成を低単価で発注することもある
  • 具体的な事例として「おせち料理」を設定
  • ランキング形式で商品を紹介する手法で、読者の購買意欲をそそる
  • クライアントからのペルソナをよく理解しランキングを決める
  • キーワードが重要。読者の知りたい内容を予測し記事に盛り込む
  • 決めたランキングの理由を明確にして記事にする
  • 順位については否定的表現をしないようにする
  • 商品を紹介するときは「作り手目線」から「読者目線」に変えること

ここまで、3種類(飲食店紹介、お仕事紹介、商品紹介)の記事作成方法を事例に沿って解説してきました。

細かく分類するともっとたくさんの案件がありますが、方向性としてはこの3種類を覚えておけば、記事作成について応用できると思います。

この記事でも少し触れましたが、高単価な記事作成には「もっと勉強が必要」になってきます。「Webライターとしてもっと知識を身につけたい」と少しずつ思いはじめている方もいるのではないでしょうか。

記事作成の方法論はこのくらいにして、次回は「Webライターとしての知識をつけるために何をしたらよいか?」を詳しく紹介します。

あなたの未来がそこにあるかもしれません。

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