前回は飲食店紹介の記事について、詳しく説明を致しました。
記事構成さえ間違わなければ、順序良く記事が書けると思います。様々な飲食店がありますから、クライアントからの記事作成依頼や、読者からの需要があれば、何件もの記事作成ができます。
今回は「お仕事内容」を紹介する記事を作成するときの、細かい注意点等をご紹介したいと思います。
転職を考えている人や、憧れている職業について知りたいと思っている人に、しっかりと「お仕事内容」が伝わるように記事作成をする必要があります。
情報を得るために、Google検索をたくさんしなくてはなりませんが「わたしが読者になり代わって調べておきました」といえるくらいの記事となるように書いていきましょう。
記事作成について・お仕事内容紹介記事
どんな仕事を紹介するか？
一言で「仕事」と言っても数万種類とありますので、クラウドワークスで掲載されている案件応募で「○○○○の業種について」等の「仕事内容を紹介してほしい」と思われる案件を確認しましょう。
直接仕事内容のことを紹介してほしいという案件であれば問題ありませんが、商品と仕事をセットで紹介するような案件だと、両方の紹介をする必要があるので難易度は少し上がります。
例えば「森林伐採のお仕事を紹介する場合、担当者はチェーンソーを使うので仕事紹介の間にチェーンソーの使い方や機能などを紹介しないと話の関連性が説明できない」ことが考えられます。
仕事の内容も「教師、弁護士、調理師など」の全般的な内容ではなく、「国語の中学校教師、家庭トラブルを担当する弁護士、学校給食を担当する調理師など」細かく分類されたほうが仕事紹介がしやすくなります。
クライアントからの指示があると思いますが、細かく分類した職業の指示を出されるほうが一般的ではないかと思います。
自分が知っている職業のほうが書きやすい？
自分がその職業を知っている、あるいは実際に携わっていると仕事紹介もしやすいと思いますが「知っているから正確にその職業を記事にできるわけではない」ということを知っておいてほしいです。
なぜかというと、知っているからこそ「簡単に書ける」と思ってしまうからです。
「知っている」ということは強みになりますが、どれだけその仕事を知っているかというと、人間の記憶だけでは、そう多くの情報を伝えることは難しいと思います。
「知っている」ことを「武器」にして、しっかりとGoogle検索でリサーチすることです。
自分の知っている知識が「正しかった」の確認もできますので、知っていることでも十分にリサーチして「確からしさ」を記事にしましょう。
記事作成について・お仕事内容紹介記事の構成
飲食店紹介でも紹介しましたが、記事構成は大きく変わりません。
タイトル文、導入文は同じになります。あとは仕事紹介の「概要、メリット・デメリット、結論」として記事の内容部分を組み立てます。口コミやまとめは、記事の正確性を確立させるところになります。
タイトル文
「○○○○のお仕事は○○○○だった！」「○○○○の職業について○○○○的な内容でご紹介いたします」「○○○○のメリット・デメリットについて」などが考えられます。
インパクトが大切なので「ほう、おもしろそうだな」と思わせるようにタイトルを考えます。
導入文
職業を紹介するにあたり、読者が疑問に思われているところ、知りたいところを「この記事ではこのような結論になりました」と冒頭で言い切ってしまいます。
そうすると「何、○○○○なのか！じゃあ中身はどうなんだ？」と思ってもらえて記事を読んでもらうことができると思います。
仕事内容紹介・概要
導入文で言い切った中身を順序良く説明するところになります。
ここではリサーチした内容を記事にします。
色々調べて「調べた記事のいいところ取り」が理想ですが、検索した先の文章が気に入った場合は「引用」をすることができます。
文章の一部を「引用」として使用することは記事を作成する上で問題はありませんが、引用する文章はそのまま使用し改変しないことと、引用元のURLを記事に掲載する必要があります。
引用元のライター様がいるので、その人に敬意を表しURLを掲載しましょう。ネット社会のルールになりますので、知っておいてください。
仕事内容紹介・メリット、デメリット
仕事の内容は良いことばかりではありません。大変なこと、つらいことも知ってもらいそれでも「やりがいがある職種だ、選んでよかった」と思ってもらえるように記事作成をすることが重要です。
メリットを伝えることはそう難しくはありませんが、デメリットを「どう伝えるか」が難しいので、よく考える必要があると思います。
辛さや大変さは、伝える方向を間違えてしまうと「読者を遠ざける」場合があります。ここはかなりの時間を割いて、徹底的にリサーチしましょう。
調べたい職業について、Google検索の上位1～20位の記事をよく読んで、言っていることをまとめ上げるようにしましょう。
仕事内容紹介・結論
「結論としては○○○○となります。」冒頭で言い切ったところにつなげて結論とします。
「読者はどのように感じ取られましたか？」と問いかけをする文章もよいかと思います。結論づけて読者の心をとどまらせておいて、その後の「口コミ、まとめ」でガッチリハートをつかめるようにしましょう。
口コミ
口コミは、実際に携わっている「仕事従事者」の言葉が入ると信頼性が上がります。
体験談はネット上で調べることができますが、概要のところでも書いたように、引用を活用するのも手法としてはよいかと思います。
数字も提示することで信頼性が上がります。「従事者の○○％は続けたい職業だと思っている」などの数字は使いたいところですね。
まとめ
最後は記事のダイジェスト版を作成して完成となります。
リサーチしてどうしても難しい言葉を使わなければならない場合は、用語解説も盛り込んでいきましょう。頭に「※」をつけて解説します。
横文字用語や専門用語など、見慣れない言葉には抵抗感を示してしまいますので、用語解説は「丁寧さ、親切さ」を提示できると思います。
まとめ：Webライターとしての記事作成について（Part3）
それではここまでの内容を振り返ってみましょう。
- お仕事内容紹介は読者の「知りたい」の「いいところ取り」をして記事を提供する。
- 仕事は「細かく分類された職業」を紹介する。クライアントの意向を知ろう。
- 知っている職業は「知っているからこそ」しっかりと調べて記事にする
- 記事構成は「タイトル、導入文、仕事紹介の概要、メリット・デメリット、結論、口コミ
- 「まとめ」の順序で組み立てよう
- 「引用」を正しく使って、記事に厚みを出そう
- メリット・デメリットでは「デメリット」を丁寧に説明し、記事に信ぴょう性を加える
- 口コミは従事者の言葉や数字を使って信頼性をあげよう
- 難しい用語は「用語解説」を折り込んで説明すると親切さがでる
お仕事紹介は、読者の人生の進み方をお手伝いする記事になります。
「自分が転職するときに、このような記事があって読んでいたらきっと参考になるだろう」と自分で思えるような、情報提供ができるように記事を作成しましょう。
次回は「商品紹介」についてご紹介をしたいと思います。
商品の細かいところまで調べ上げて記事にするので、難易度はさらに上がります。自分の好きなものをしっかりと調べて記事にする。これがWEBライターとしての「醍醐味」ではないでしょうか。
