ベルマークの今は? ベルマーク運動と今後デジタル化の課題!

ベルマーク

誰もが一度は聞いたことがある「ベルマーク」。

学生の頃、親に頼んで、商品についているベルマークを取っておいてもらい、学校に持っていったのを今でもよく覚えています。

ベルマークの端には数字が書かれており、その点数が大きいと子どもながらに嬉しかったものです。

しかし、ベルマークを集めたところで実際のところ、どのように役に立っているのか詳しく正確に説明できる方は多くないのではないでしょうか。

すべての子どもに等しく、豊かな環境の中で教育を受けさせたい」という理念から生まれたベルマーク活動ですが、今年で62年目を迎えます。

今回は、ベルマーク運動への参加と支援、ベルマークの意味、そしてデジタル化などこれからの課題を紹介していきます。

目次

ベルマーク運動参加と支援

文房具

1960年10月からスタートしたベルマーク運動。

詳しい正確な活用方法を知る人は少ないでしょうが、「学校の備品として交換できる」ということを答えることはできるのではないでしょうか。

その通り、主に食品や文房具などの協賛会社(48社)のなんと2000種類以上もの商品についているベルマークから、ベルマークに書かれている点数1点が1円に換算されて、その金額に応じた備品などを購入できるというのが基本的な仕組みです。

ベルマーク教育助成財団としては、1960年代当初、学校の設備が整っていなかったという背景もあり、学校を助ける意味も含めて始めたものだと言われています。

そしてベルマークの基本理念である
すべての子どもに等しく、豊かな環境のなかで教育を受けさせたい
という想いを実現するべきための仕組みだったのです。

ベルマーク運動に参加している学校がベルマークの点数を集めて文房具などの備品を購入すると、その1割がベルマーク財団に寄付されます。

その寄付金が特別支援学校や被災した学校、発展途上国の子どもたちを助けるために活用されているのです。

2011年の東日本大震災では被災地の小中学校に、文房具など800万円相当の支援がされました。

また熊本豪雨での被害を受けた養護学校や盲学校、ろう学校、病院内学校へ教材や図書、プロジェクターなどの援助がされています。そしてこれまでの支援額は50億円を超えると言われています。

ベルマークの意味

ベル

ベルマークがなぜベルの形をしているのかご存知でしたか?

小さい頃、私はただ「ベルマーク」と呼んでいただけで、本来の意味は気にすることもありませんでした。

世界中の友達に「愛の鐘」を鳴り響かせよう」というのが本来の意味でこれは60年以上変わらないものです。

自分たちの学校で身近に集められるベルマークが、厳しい環境下にある友達を支援することに繋がっているのです。

ベルマークは仕分けが面倒! ベルマークのデジタル化は進むのか?

本、机

近年の少子化に伴う廃校や合併などにより、現在ベルマーク活動に参加している学校は約26,000校です。

その他、PTAの保護者からも「仕分けが面倒」という声が上がっています。

特に、仕事や介護などされている保護者の方からすれば、忙しい中ベルマークの仕分けのために時間を作らなければいけないので大変な活動だと思います。

まして今の世の中、「デジタル化」がどんどん進んでいます。集めたものをなんとかデジタル化するなどして簡素化できないものかという声があがっているのも確かなようです。

ベルマーク財団にも簡素化して欲しいという声は届いています。
ただ、現状、ベルマークがついているパッケージは紙であったりプラ素材であったり様々なので、簡単に問題解決とはいかないようです。

またマークのサイズやフォントも違うため、それらをどのように統一できるのかなど、今後活用する人たちの負担を軽減するためにも大きな課題となっているようです。

その一方でPTAではなく、生徒会など子どもたちが中心となり、自分たちで収集から集計まで行っている学校も増えてきています。

SDGsの活動が盛んになるにつれて、ベルマーク運動を活発化させている学校も増えているようです。

これまでは自分たちの学校のためにしてきた活動ですが、近年ではベルマークで車椅子を購入し、高齢者施設に寄付したり、保育園に遊び道具を寄付したり、活動の幅も広がってきています。

まとめ:ベルマーク

子どもの頃はベルマークをよく集めていました。

でも大人になり、いつしか集めることをしなくなっていきました。

しかし、商品パッケージを手に取り、ベルマークを見つけるとつい癖で切り取ってしまうなんてこともあります。きっと、つい癖で・・・という方、いらっしゃるのではないでしょうか。

学校を通さなくとも、個人でもある程度集めたら、まとめてベルマーク財団に直接寄付することもできる仕組みはあります。

学校や世界中の子どもたちのために役に立ちたいと思っても何から始めていいのか分からないことが多いと思いますが、ベルマークという身近なところから役に立つことを始めてみるのもいいのではないでしょうか。

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