みかんがおいしい季節となりました。
スーパーで見かけるみかんはネットの袋でも7~8個入っているので、家族がいればあっという間に食べることができます。
私が子どもの頃は、兄弟姉妹がいる6人家族だったので、父は毎年、みかんの季節になると箱買いしていましたが、みるみるうちになくなって傷む前に食べきっていました。
しかし現在、我が家は3人家族でみかんが好きなのは私と娘だけでネットの袋で入っているみかんをたまに買いますが、傷む前に食べきるのはなかなか難しいものです。
みかんはすぐに傷むようなものではなく、日にちが経っても見た目があまり変わらないので「まだ大丈夫!」と思っていると気がついたら皮が乾燥していたり、白いカビが生えていることがあります。
そもそもみかんには賞味期限はあるのでしょうか。
そこで今回は、せっかく買ってきたおいしいみかんを長持ちさせるための保存方法と保存する適切な場所についてみていきたいと思います。
みかんをおいしく長持ちさせる保存方法4選
① みかんをチェックする
ネットの袋でも7~8個入っているとみかんとみかんがくっついて入っています。
みかんはひとつが傷み、カビが生えてくるとその周りのみかんもカビが移っていきます。そのため、箱買いはもちろんのこと、ネットの袋に入っているみかんでもひとつずつ傷みがないかどうかを確認しましょう。
もし、傷んでいるみかんがあればそれを取り除いておくことによって他のみかんに傷みが移っていくことを防ぐことができます。
② キッチンペーパーか新聞紙を挟む
みかんにとって水分は大敵です。
湿気が溜まるとカビが生えやすくなり、乾燥しすぎてもパサついておいしさがなくなります。
箱の場合は特に、ところどころにキッチンペーパーか新聞紙を広げて間に挟んでおくと、水分を適切に保ってくれるので傷みを防ぎ、おいしさをキープすることができます。
③ ヘタを下にして保存する
みかんのヘタの部分は少し硬いのでヘタの部分を下に向けて保存することにより、形が崩れるのを防ぎます。
みかんとみかんがくっつきすぎたり、潰れたりすると潰れた部分から傷みが進んでいくので余裕を持った保存をしましょう。
④ 穴を開ける(箱の場合)
箱に入っているみかんの場合、毎日出したり入れたりするわけではないので詰めたままにしておくと、やはり湿気がこもってしまいます。
湿気がこもるのを防ぐためにも箱の所々に穴を開けておくといいですね。
箱のふたも開けたままにしておくことをおすすめします。ただ、開けたまま長い間置いておくと乾燥してしまうので、上にキッチンペーパーか新聞紙をのせておくと乾燥しすぎるのを防ぎます。
みかんをおいしく保存するための適切な場所は?
みかんをおいしく保存するためには温度と湿度に気をつけなければなりません。
みかんは見た目では傷んでいるかどうか判断しにくく、見た目は傷んでいなくてもいざ食べてみると水分が抜けていておいしくないことが多いものです。
温度の高い場所に置いておくと、湿度が高くなり傷んでしまいます。また温度が低すぎる場所に置いても乾燥しすぎて水分が抜けてしまいます。
そもそもみかんの賞味期限はどれくらいあるのでしょうか。冬場に常温で置いておくと2~3週間程度と言われています。
冬場は部屋に置いておくと、暖房を入れるため、どうしても部屋の温度は上がってしまいます。
家の中であれば暖房を使わない部屋や、日差しが入らない場所、風通しの良い場所に置いておくことが鉄則となります。
確かに私が子どもの頃は、玄関先に箱のまま置いてありました。邪魔のようにも思いますが、冬はそれが当たり前となっていたものです。
もし、玄関や廊下など涼しい場所に置くことができなければ、冷蔵庫に保存しておくのもひとつですが、冷蔵庫は乾燥しやすいので、キッチンペーパーに包んでから密閉袋に入れておくといいですね。
また、買ってきたみかんをいつでも食べられるようにカゴに入れてこたつの上に置きがちですが、こたつの上はやはり温度が上がるため避けた方がよいでしょう。
まとめ:みかんをおいしく長持ちさせる方法4選!
寒い季節になるとこたつの上でカゴに入っているみかんをエンドレスで食べる・・・というのがひとつの風物詩でもありました。
私が子どもの頃はそれが当たり前の光景でしたが、今の我が家にはこたつもなく、そんな光景はドラマの中の世界だけとなり、少し寂しい気持ちにもなります。
しかし、その食べ方はみかんにとっては良くない方法だったんですね。
みかんをおいしく長持ちさせるための保存方法
- 傷んだみかんがないかどうかをチェックする
- キッチンペーパーか新聞紙を挟む
- ヘタを下にして保存する
- 箱の場合は箱に穴を開ける
そしてみかんをおいしく保存するための適切な場所は温度と湿度に気をつけて涼しく風通しの良い場所に置いておくことがいいですね。
せっかくみかんを買ってきたのであれば、上手に適切な方法で適切な場所で保存して少しでも長くおいしく食べたいですよね。