カラザは栄養豊富! 卵は一日2個以上食べてもいい?

卵・黄身白身

卵の白身の部分は透明です。

その透明部分に真っ白な小さなドロっとした塊、あの部分はなんのためにあるのでしょうか?

ドロっとした部分、一説では卵の「へその緒」ではないか?
とも言われています。

実は、このドロッとした部分にも立派な名称があり、「カラザ」と呼ばれています。
あまり聞きなれないですよね。

漢字では「殻座」と書きますが、ラテン語で「あられ」を意味し、ギリシア語で「塊」を意味します

日本語の「殻座」はなんとなく意味が想像できますが、ラテン語やギリシア語の意味は理解できませんよね。

でもこの「カラザ」には、実は豊富な栄養素が含まれています

そうとは知らず、わざわざ箸でその部分を取り除いたり、気にせず食べていた方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、この「カラザ」の栄養と食べ方、卵の豆知識についてお話したいと思います。

目次

カラザの栄養とカラザを上手に取る方法

スクランブルエッグ

カラザの栄養は豊富

「カラザ」というのは、私たちにはあまり馴染みがありませんが、卵の業界では常識的なことばかりでした。

カラザは豊富な栄養素を含んでいます。驚くほどの健康効果をもつ「シアル酸」や、歯や骨を健康に保ちストレスを抑制してくれる「カルシウム」や「ビタミンB」など栄養豊富なんです。

さらに細菌やウィルスへの感染予防もしてくれて、免疫力を高める効果があります。
今のコロナ禍においては嬉しい作用ですね。

卵に含まれる栄養成分の一つである「リン」は歯や骨を生成し体内にエネルギーを蓄えてくれ、「鉄分」は言わずと知れた貧血予防の効果があります。

ただ、カラザのドロっとした食感が気になるので苦手だという方もいるかもしれません。

その場合、ゆで卵にしたり、かき混ぜてスクランブルエッグや卵焼きに調理すれば食感も気になりません。

カラザの主な栄養素

  • シアル酸
  • カルシウム
  • ビタミンB
  • リン
  • 鉄分

カラザを上手に取る方法

私も含めてそうですが、カラザと言われるこの白いドロっとした部分、「食べる前に取り除くもの」と思っている方も少なくないと思います。

私は幼い頃、親から教わりそういうものだと勝手に思い込んでいました。
では、なぜ一般的にこのように思われていたのでしょうか。

それはこの透明な白身の中にある小さな白い塊部分は、「鶏の羽になるところ」「目玉になるところ」と多くの方に思われていたようです。

実際、恥ずかしながら私の場合も「目玉になるところ」と親から教わっていました。

しかも多くの料理番組では、この独特な食感を避けるためか、カラザの部分は取り除くように説明されていました。

確かに・・・生卵でそのまま食べる時はもちろんのこと、茶碗蒸しを作るときは卵液をこしてから使います。
それは下触りをよくするために欠かせない工程ですよね。

カラザを取るときに、そのまま取り除こうとすると黄身が割れてしまうことがあります。

カラザを上手に取るには、専用スプーンを使います

黄身を割らないようにスプーンの先が割れているカラザ取り専用のスプーンが販売されているので、カラザを取りたい方はぜひお試しください。

簡単に取ることができますよ!

カラザとは本来どんな役割なの? 卵は一日2個以上食べていい?

卵料理

卵の白身部分にある「カラザ」ですが、本来の意味・役割をご存知でしょうか。

カラザをよく見ると、卵の縦長の方向に伸びていることが分かります。

黄身にくっついて卵の縦長に伸びていることにより、卵黄の位置を中心に保つ役割を担っているのです。
また外からの衝撃や微生物から卵黄を守っている役割をしています。

そして卵には、まったく同じものが二つとないことをご存知でしょうか?
黄身の大きさだけではなく、匂いや色、白身の盛り上がり方まで同じものが生まれることはないのです。
さすがに作られたものではなく自然の産物ということですね。

他にこんなことを聞いたことはないでしょうか?

「卵は一日に2個以上食べてはいけない」

これは昔、ある実験が世に広まったからだと言えます。その実験では、うさぎに卵を食べさせて血中のコレステロールを検査しました。

するとこのコレステロールが急激に増加してしまい、「卵=コレステロール」という印象がついてしまいました。

ご存知のようにコレステロールというのは、動脈硬化を引き起こし、体によくないものですよね。そして世の中から敬遠されるようになっていきました。

ですから、卵を食べすぎてはいけないということが言われるようになったのです。

しかし、ここで忘れてはならないことはうさぎは「草食動物」ということです。草食動物なので動物性脂肪の卵を食べるとコレステロールが増加するのは当然のことです。

うさぎと違い人間は「雑食性」なので、健康な体であれば、コレステロールを摂取しても一定値以上は上がらない仕組みになっているのです。

卵は食物繊維とビタミンC以外の栄養素が含まれているので、本来であればもっと積極的に摂ってもよいですよね。

まとめ:カラザは栄養豊富! 卵は一日2個以上食べてもいい?

いかがでしたでしょうか。

卵の透明な白身部分の中にある白いドロっとした塊であるカラザはとても重要な部分ということがお分かりいただけたと思います。

カラザの成分であるシアル酸というのは、栄養価が高い割に、普段の食事ではなかなか摂取できないため、栄養ドリンクで補給するほどです。

またカルシウムやビタミンB群などの栄養も含まれているので、卵を割って大きなカラザに出会ったときは「ラッキー!」と喜びたいものですね。

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