大学に通い始めて少し経つ頃、もしくは1、2年通ってみたタイミングで、大学を辞めたいという気持ちになりやすいと言われます。
結論から言うと、辞めても良いんですよ。
大学を卒業するよりやりたいことがあるというなら迷わず選択してOKです。
しかし、なんとなく行きたくない、おもしろくないという観点でやめたいのなら、少し立ち止まって冷静に考える必要があります。
マイナスな気持ちで辞めるということがダメなわけではありません。
しかし後で後悔することがないように熟慮すべきだということですね。
今回の記事では、大学を辞めたい時の理由、対処法、辞める手順について紹介していきます。
大学を辞めたい時、みんなはどういう理由でやめたい?
大学を辞めたいという思いを一度でも感じたことがある人は意外と多いのではないでしょうか。自分だけが・・という風に思う必要はありません。
ただ、個々それぞれ辞めたい理由はさまざまです。
- やりたいことが見つかって、進む道が明確になった
- 起業したい
- 明確な理由で違う学校に通いたい
- 働きたい
- 毎日がおもしろくない
- 大学の勉強内容がしっくり来ていない
- 一人暮らしがつらい
- 毎日行きたくない
- 友達がいない
- 高いお金を払っているのに効果を得られない
このような理由が代表的ですね。
未来が見えている、未来にやりたいことが明確であるなら、大学を辞めて、やりたい道に覚悟を持って飛び込むのもひとつの選択肢でしょう。または大卒の資格を取るまで、片手間で両立するという方法も考えられます。
しかし、毎日がおもしろくない、友達がいない、一人暮らしがつらいなどは、辞めたその先どうするのかということです。
気持ちがマイナスのままの勢いですぐやめてしまうと、ダラダラ過ごすだけの期間ができてしまったり、辞めたのはいいものの、しばらくしたら辞めたことへの後悔が出現してしまいます。
ですので、本当に辞めるなら、辞めた後どうするのかを明確にしておくことが必要です。
大学を辞めたい時の対処法を紹介
大学を辞めたいと感じた時の対処法をパターン別に紹介してみます。
やることが明確になっていて辞めたい場合
- 今でなければいけないのか?
- 卒業してからでもできることではないのか?
- 自問自答を繰り返すこと、経験者の先輩に相談することをしてみましょう。
なんとなく辞めたい場合
- 友人や先輩にまず気持ちを話してみましょう。
- 大学に残って何ができるか、辞めて何ができるかを具体的に書き出してみましょう。
- 辞める辞めないのメリット、デメリットを書き出してみましょう。
学校がつらくて辞めたい場合
- 過去の友人、先輩、学校の教務課、ゼミの先生などに相談してみてください。
- 今のつらさは今後も続くのか、改善できる部分はあるのか書き出してみましょう。
- 親に相談してみましょう。
やめたい時はとにかく冷静に、感情を切り離して考えることが大事です。
後で後悔してもその時は戻ってきませんので、気持ちが落ち込んでいるのだとしても前向きに辞めるという決断ができるまでは、辞めないほうが良いのではないでしょうか。
大学を辞める時にはきちんと手順を踏もう!
大学をいざ辞めますとなった場合は、しかるべき手順が必要です。
- まずは、両親に辞めることを話します。
- 学校の教務課に辞める旨を伝えます。
この2つが必ずするべきことですね。
その後は学校によって提出する用紙などがあるので、それに従うのみです。
両親や学校の話を聞いたりして気持ちが変わらないか? もしくは反対されないか?ということを最後の関門にして説得できるほどの根拠があれば、前向きな退学ということで良いと思います。
注意点としては、履歴書において「中退」になるリスクがあります。「中退」となることに対して、後々きちんと説明ができるのかを考えてみてくださいね。
まとめ:大学を辞めたい
大学を辞めることが悪いことではありません。
ただ、辞めるならさらに人生が良くなるからやめるんだと言える状態になっていることをお勧めします。
たしかにダラダラ行くのは無駄な気はしますよね。
かといって、大学を辞めたはいいけれど目的がなければ同じような生活になりますよ。
辞める時はこれからの人生が前向きになることを自分で確認して辞める選択をしましょう!