ここ数年、ゲリラ豪雨や台風が増えています。思いがけない雨で、服が濡れてしまうなんてことも少なくないですよね。
雨傘で一番ベーシックなサイズは「60㎝」と書かれているものです。
私はそれを知らずあわてて買ったため、サイズが合いませんでした。結局濡れてしまい…ちょっと悲しい思い出です。
自分に合った傘のサイズを知っている方は意外と少ないのではないでしょうか?
ここでは、子どもから大人までの傘のサイズや選び方を紹介していきます。あわてて買う時でも、ポイントを知っていればきっとお気に入りを見つけられるはずです。
傘のサイズ(大きさ)をわかりやすく紹介! 子ども用と大人用の違いは?
傘は大きく、子ども用と大人用で分けることができます。子ども用は成長に合わせて細かく分かれています。それに対して大人用は、さほど細かくはありません。
通常骨は8本の傘が主流です。しかし最近では骨が16本の傘が増えてきています。
これは、ゲリラ豪雨や台風などに対応するためです。
それでは傘のサイズを、子ども用と大人用でみていきたいと思います。
傘のサイズは親骨の長さ(布に覆われた骨の部分)で表します。全長や真ん中の棒(シャフト)ではないので、注意しましょう。
子ども用の傘は成長に合わせて
- 親骨35㎝~40㎝ (身長85㎝~100㎝)
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幼稚園や保育園の登園に合わせての購入、傘デビューサイズ。
- 親骨45㎝~45㎝ (身長90㎝~105㎝)
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傘にも少し慣れたころでサイズアップ。
- 親骨50㎝~55㎝ (身長105㎝~130㎝)
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小学校入学、ランドセルに対応するサイズ。体の大きさ力に応じて選ぶ。手開き式の他にもワンタッチタイプも登場。
- 親骨58㎝~60㎝
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小学校高学年。サイズは大人用と変わらないが、尖った部分が少ない。
子ども用には視界を確保できるように、一部が透明な窓のようになっているものがあります。ランドセルを背負い始めるころはまだ慣れていないので、体とのバランスを考えた傘選びをしたいですね。
大人用の傘は3種類
- 親骨58㎝~60㎝
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標準的な女性サイズ。
- 親骨65㎝
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中学生くらいから大人まで万能サイズ。
- 親骨70㎝
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身長170㎝以上の人向け。広げた時に周りの人にぶつからないように注意。
コンビニや100円ショップなどで売られているサイズは、55㎝~60㎝の物が多いです。
「Bigサイズ」や「とっても大きい!」と書かれているものでも、65㎝の傘が多いです。70㎝のサイズが欲しい!というあなたは、傘コーナーがあるお店かネットショップで購入することをおすすめします。
あなたのライフスタイルに合ったちょうどいい傘の大きさは? おすすめのサイズはコレ!
サイズが分かったところで、今度は生活スタイルや持ち物によって傘を選んでいきたいと思います。
雨の中のプロゴルフ中継を見たことがありますか?
「うわ!傘、ずいぶん大きいな~」と思った人もいると思います。では、なぜ大きいのか?
それには理由があります。プロゴルフではキャディーさんがゴルフセットを担いで移動します。ゴルフセット(特にクラブ)を濡らさないためなんです。
私たちも、服装や荷物によって雨に濡らしたくない!という時がありますよね。取引先へ行くときやお客さんのお家に上がるときはやっぱり気になります。それをふまえて、3つのおすすめパターンを考えてみました。
親骨70㎝の紳士用をおすすめしたい人
- 男性で身長が170㎝以上ある
- 取引先での商談に行く
- ビジネスバッグが大きい
- 高級なバッグを持ち歩いている
- ビジネスバッグの中に、PCやタブレット端末がある
親骨60㎝の深型タイプをおすすめしたい人
- 女性で身長が155㎝以上ある
- 可愛いかたちの傘をさがしている
- 顔に雨風を絶対に受けたくない
- 大きいのは重いし嫌だけど、上半身を濡らしたくない
親骨60㎝~65㎝の骨が16本をおすすめしたい人
- 強い雨風の日でも外出がある
- 大きいのは目立つから嫌だけど、体(服)を濡らしたくない
- 上質な印象を持たれたい
骨が16本の傘は8本の傘にくらべて、親骨の長さが同じであっても面積が大きくなります。
窮屈そうに見えないので、大きいのは嫌だけど濡れない傘が欲しい方には向いていますね。また、手がかかっている分だけ上質な印象がある傘です。冠婚葬祭の時には役立ちます。
おすすめの3つのパターンをご紹介しました。
でも、
「傘なんて、濡れなきゃなんでもいい。普通でいいよ!」
となれば、親骨65㎝でいいと思います。
人に貸すのも、家族の誰でも使えるサイズです。ぜひ参考にしてみて下さい。
まとめ:傘のサイズ(大きさ)の目安は? 選ぶときのおすすめポイントを紹介!
「傘」とひとことで言っても、いろんなサイズや違いがあることを知っていただけたと思います。
もう一度ポイントを振り返っておきましょう。
傘のサイズ・選び方のポイント
- 一番のベーシックサイズは親骨65㎝
- 子ども用の傘は、大人用にくらべて細かくサイズが分かれている
- 子どもは特に、身長に合わせて選ぶといい
- 大人用は性別・身長・持ち物など、自分のライフスタイルに合わせて選ぶといい
- 親骨の長さが同じでも骨が16本だと面積が広く、窮屈そうに見えない
あなたの生活に合った、お気に入りの傘を探してみて下さいね。