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より深く、もっと深く、一手でも深く
深い読みに定評のあるプロ棋士・佐藤康光は「1秒間に1億と3手読む男」と称されています。若手のころは、羽生善治らとともに同じ研究会で技を磨きあっていたトップ棋士のひとりです。
将棋の一手というのは、直感でひらめいた手と、長時間考えた手が一致することも多いと聞きます。つまり長考する(長時間考える)だけが勝ちにつながるとは限りませんが、著者は「読む力」の大切さを説いていきます。
長考力は将棋に限らず、日常の仕事や生活、遊び、試験等さまざまな場所で有益に働くのではないでしょうか。