『沈黙の春』レイチェル・カーソン(青樹簗一訳)

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自然が沈黙するとき、人類は生き残ることができるのだろうか。

環境問題について考えるとき、避けて通れないのが本書であります。有機塩素系の殺虫剤DDTの危険性を詳細に述べています。

タイトルの「沈黙」とは、鳥が啼かなくなった「沈黙」を指します。殺虫剤の影響により、春にさえずるはずの鳥の声が聞こえない。何とも怖ろしい状況です。

化学物質の進化は、ある面で人類に有効に働いてきました。しかし地球には人類だけが存在するのではありません。動植物も含めての地球の自然なのです。

その地球の一存在である人類が、自分たちの思いのままに地球の自然を侵していいのでしょうか。本書はそう警告を鳴らしています。

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