お腹がすいたときに、がっつり食べたいカツ丼。あなたが普段よく食べているのは、かつ丼ですか、それともカツ重ですか?
「えっ? 違いがあるの?」
と思いますよね。
また、
「カツ丼の上の部分とカツとじ煮は違うの?」
なんて疑問もわいてきます。
このちょっとした違いを知っているだけで、お店でメニューを選ぶときの参考になったり、朝礼などのスピーチのネタに使えたりするかもしれませんよ。
ぜひ、最後までお付き合いください!
カツ丼、カツ重、カツとじ煮、トンカツの違いは? 特徴はコレ!
それではまず、カツ丼とカツ重についてお話していきます。
カツ丼とカツ重の違いは?
「丼」と「重」の違いは、単純に入れ物の違いです。
どんぶりに入っているのか、お重に入っているのかというだけです。このパターンはうな丼・うな重でも当てはまります。中身の違いはありません。
日本では昔から、お重に入っていると高級感があるという文化があります。あと、お重の方がどんぶりよりも多くごはんやカツが入るので、それで値段が割高になっている場合が多いです。
カツ丼(重)とカツとじ煮の違いは?
カツ丼の上はカツとじ煮でしょ!と思っていませんか? 違いますよ!
カツとじ煮
醤油やみりんの入った出汁にトンカツを入れて(玉ねぎも入れたりして)溶きたまごでとじたもの
カツ丼(カツ重)
味付けは、かつとじ煮の他に、ウスターソースベース・デミグラスソースベース・醤油甘辛ベース・みそベースなど、地域によってお店によって様々。キャベツの千切りをごはんとカツの間にひくタイプもあります。
私が生まれ育った地域も、カツとじ煮ではない地域でした。子どものころお昼はカツ丼と言われ、「たまごでとじてる?とじてない?」と聞いていました。
わが家では、母が家で作るとカツとじ煮丼で、お店のカツ丼はたまごでとじていない「たれカツ丼」でした。家で作る時は、玉ねぎとたまごでボリュームを出しているイメージでした。今でも実家に帰ると必ず「たれカツ丼」を食べに行きます。私にとっては「カツ丼」=「たれカツ丼」です。
カツ丼の種類のひとつに、「カツとじ煮」があるということになりますね。
またカツ丼に使用するトンカツですが、ヒレかロースか悩むところですよね。好みにはなりますが、
- ヒレカツ…柔らかい食感や淡白な味
- ロースカツ…ジューシーさと脂身の甘み
が特徴です。
カツ丼の種類によって、選ぶトンカツも変えてもいいですね。
私はいつも「たれカツ丼」のときは、一口ヒレカツ、「カツとじ煮カツ丼」ではロースカツを選びます。
ぜひ、あなたもお好みのカツ丼をみつけて下さい。
縁起を担ぐならこのカツ料理! こんなときにはこのカツ料理を食べよう!
昔から、試合の前や受験の前はトンカツを食べて、
「勝負にカツ!!」
と言われているのは、誰もが一度は聞いたことがありますよね。
もちろんただの語呂合わせで、科学的根拠はありません。しかし、不安を解消という意味ではやっぱりあってもいいと思います。
トンカツは揚げ物のため、胃もたれが心配です。できれば夜食などではなく、お昼に食べることをおすすめします。
豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンB1はスタミナアップや疲労回復の効果があるんです。ゲン担ぎだけではなく、栄養面でもおすすめな食事と言えます。
胃もたれが心配な方に向けて、カツ丼よりもボリュームは軽め、でもしっかりゲン担ぎをしてくれるメニューがありますので紹介します。
たれカツおむすび
一口ヒレカツに甘辛のたれをくぐらせおむすびにします。甘辛のたれをごはんにもしみこませるのがポイントです。
ちなみにおむすびも「良い結果を結びつける」「努力が実を結ぶ」などの縁起のいいメニューです。ダブルでゲン担ぎになりますよ!
カツサンド
「勝つ・三度」(かつ・さんど)の語呂ですね。1回だけじゃなくて、3回も勝てちゃう縁起の良さを感じます。
こちらは、コンビニやパン屋さんでも手にはいるので出先での購入も手軽ですね。ごはんものよりも軽いので、当日の朝でも食べられます。
前日の夜や当日の朝にカツは重いな…と思う人は無理せず、少し前に食べてもいいと思います。
ゲン担ぎで食べるときは、まわりの応援や優しさに触れる機会でもあります。いろんな思いを力に変えて、頑張ってください。
まとめ:カツ丼、カツ重、カツとじ煮、トンカツの違いは?
カツ丼とひとことで言ってもいろいろありますね。
- カツ丼とカツ重の違いは入れ物の違い。中身は一緒。
- カツ丼には、たまごでとじたもの以外にデミグラスソースやたれカツなどいろいろある。
- カツとじ煮丼は、カツ丼の種類の一つ。
- 豚肉にはビタミンB1が含まれスタミナアップと疲労回復効果がある。
- 縁起を担いで食べるなら、カツ丼以外にもいろいろある。
カツ丼は日本でとても馴染みのあるメニューです。いつものお気に入り以外にも、ぜひご当地カツ丼も試してみてください!