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『博士の愛した数式』小川洋子

小説
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数学美に魅せられた人の、その顔のうつくしさ。

数学や数式を素材にした小説と聞くと、苦手意識が働く人もいるかもしれませんが、本書は難しい数学というよりも、思わず興味を惹かれる数や数式の話がちりばめられています。ですから決してとっつきにくいというのではなく、むしろ数や数式に興味を覚えることでしょう。例えば、「28」の約数をすべて足すと28になる(28=1+2+4+7+14)ことなど、数の神秘を感じずにはいられません。記憶力を失った博士をめぐるストーリーですが、数と博士の展開が縦横に絡み合い、何とも味わい深い物語となっています。本書は第一回本屋大賞を受賞した作品です。

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