2021年は新型コロナウイルスの蔓延があり、インフルエンザも胃腸炎もかなり少なかったのですが、今年は新型コロナウイルスと一緒に胃腸炎も流行しているようです。
胃腸炎の症状として嘔吐がありますが、新型コロナウイルスに罹った場合でも嘔吐の症状が出る場合が少しあるらしく、胃腸炎なのか新型コロナウイルスなのか見分けるのが難しくなるとも言われています。なんとも大変ですよね。
ただ胃腸炎の症状は、大量の嘔吐や下痢が中心なので、発熱や咳といった症状が多い新型コロナウイルスとは少し異なるといえば異なりますね。
私も胃腸炎で何度か苦しんだ経験があります。
自分が苦しむのもつらいですが、子どもが苦しんでいるのを見るのはもっとつらいですよね。
一人が罹ると連鎖で起こってしまうため、胃腸炎にならないように注意しておきたいところです。
今回の記事では、胃腸炎になったら気を付けるポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
自分が胃腸炎になったら気を付けること
胃腸炎、大人がなっても苦しいですよね。
感染性なので、家族から伝染ることもしばしば。
特に小さいお子さまのいる家庭では、保育園などでもらってきたら、親がうつる確率は非常に高いです。
ただ、まだ家族に誰も胃腸炎に罹った者がおらず、自分が最初にかかった場合、気を付ける点をお伝えします。
自分が胃腸炎になった場合は、何よりも子どもにうつさないように注意してください!
子どもがかわいそうだからというのもあるのですが、潜伏期間に保育園に行っていた場合、お子様が感染源になって保育園で流行させてしまうかもしれません。
まず行うことは、できるなら自分が隔離されること、実家に子どもを預けること、または誰かに見てもらい、自分がホテルに滞在することなどです。
嘔吐処理をすることが一番感染率が高くなってしまうのですが、自分が胃腸炎での嘔吐処理は本当につらいところだと思うのです。
子どもにもうつさないよう、そして自分もしっかり療養できるように、実家に頼る、家政婦さんやハウスキーパーを依頼するなど工夫をしてください。
大変なのはやまやまですが、本当は親がなったら子どもにすでに感染している確率も高いので、その場合は保育園も始めから休ませるほうが良いですね。
家族が胃腸炎になったら気を付けること
家族が胃腸炎になったら気を付ける点を紹介します。
配偶者が罹った場合は、できるなら実家やホテルに行ってもらうのが安心です!
でもそれもかわいそうであれば、別の部屋に隔離してください。そして、食事も一緒にとらず、隔離部屋で別でしてもらいましょう。
大人の場合は隔離しても対応できるでしょうが、問題は子どもが罹った場合です。
小さい子どもだと隔離もできませんし、咄嗟に起こる嘔吐も必ずバケツの中にしてくれるとは限りません。床に飛び散ることも、お布団につくことも、パジャマにつくことも、家族につくこともあるでしょう。
ですから子どもの看病の際は、できるだけマスクを二重にし、ゴム手袋などをしておきましょう。
そして嘔吐があった場合は、次のことに気をつけましょう。
- 必ず手袋、マスクをする
- エアロゾルが飛び散らないように包み込む
- 拭いた後は次亜塩素酸をまく
- タオル、衣服など布のものはすぐ洗濯するか破棄する
これを短時間で何度も繰り返す覚悟が必要です。
私自身、4歳の息子が胃腸炎に罹ったとき、洗濯は一日7、8回まわしました。
そして感染対策として手袋、マスクを厳重にしていたため、幸いうつることはありませんでした。
まとめ
コロナ禍においても、胃腸炎が流行してきています。
一人が罹れば、家族が共倒れになる確率も高いでしょう。
みんな倒れてしまうと、つらくても病院にすらいけないのです。そして会社や保育園に流行させる懸念も生まれてきます。
万が一自分が胃腸炎になれば、だれか家族以外の第三者にヘルプを出すこと、子どもが胃腸炎になれば、手袋とマスクを厳重にしておくことと、丁寧な嘔吐処理を繰り返すことが大事になってきます。
胃腸炎は本人もとてもつらい上に、他の人への感染も懸念される病気です。最新の注意を払って看病、療養が必要だということを肝に銘じておきたいですね。