卵一日一個までは本当? 実際一日何個まで食べていいの?

卵は一日何個まで

私が子どもの頃、「卵は一日一個まで」と言われていました。

卵自体に栄養はあるものの「食べ過ぎはよくない」と聞いていました。子どもながらに「卵は脂肪が多いから食べ過ぎはよくないんだな」とよく分からずとも納得していた記憶があります。

しかし、最近テレビで「昔、卵は一日一個までと言われている時代がありましたが、実はそんなことはありません」と過去のことを笑い話のように話されているのを見ました。

「コレステロール=悪」のイメージがありますが、コレステロールも実は立派な栄養素のひとつであり、量は多くありませんが人間の体にとって必要なものなんです。

それでは、実際にコレステロールはどれくらい必要なのでしょうか。また卵は一日どれくらいまでなら食べてもよいのでしょうか。

そこで今回は、人間の体にとって必要なコレステロールの量と卵はどれくらまで食べてもよいのかについてみていきたいと思います。

目次

一日に必要なコレステロールの量は?

卵割ったところ

まず卵一個に含まれるコレステロール値というのは185mgです。

これが多いのか少ないのか分かりにくいので他の食材と比べてみたいと思います。

・豚バラ肉100g・・・70mg
・塩鮭ひと切れ・・・51mg
・鶏手羽先ひとつ・・・60mg

これらの値より、卵のコレステロール値がいかに高いかが分かります。

2015年頃、生活習慣病予防のために一日のコレステロール摂取量を男性は750mg、女性は600mgと設定されていました。

しかし、科学的根拠を得ることができなかったため、これらの数値はすべて撤廃され、脂質異常症にならない基準として一日200mg未満に設定されました。

そう考えると卵一個で一日に必要なコレステロール値はほぼ満たされることになりますよね。

しかし、ここで問題がもう一つあります。

実はコレステロールというのは食事だけではなく、体内でも自然に作られているということです。

ただ、この体内で作られているコレステロールというのは、食事から摂取できていなければ体内で多く作られます。そして食事から十分に摂取できていれば、体内ではほぼ作られず、一定の量に保たれているというのです。

足りなければなぜ人間の体でコレステロールが生産されるのかというと、コレステロールは細胞膜の主要成分であるからです。

卵は一日何個まで食べていいの?

卵

それでは結局のところ、一日何個まで卵を食べてもよいのでしょうか。

これは個人差があるため、一概に「一日○個」と決めることができません。

高齢者にとって、卵からのたんぱく質はとても重要な栄養素となっています。

そのため、基準を設けてしまうと栄養が偏り、たんぱく質不足になってしまう恐れがあるため、明確には記されていません。

ある研究結果では、毎日一個程度の卵を食べている人は食べていない人に比べて脳卒中になる確率は約3割低いことが分かっています。

また心筋梗塞に関しても卵を一週間に5個食べている人は一週間に2、3個食べている人に比べて約1割低いということです。

すべての高齢者が個数に関係なく卵を食べてもよいというのではなく、特に気を付けたいのは「脂質異常症」と診断されている場合です。

これは血液中で脂質異常が起きているため、コレステロールの摂取は控えた方がいいと思います。

それでは生活習慣病のひとつとも言われている「糖尿病」についてはどうでしょうか。

糖尿病の人に卵を一日一個食べてもらい、調査したところ、血糖値やコレステロール値に大きな変化はなく影響がないことが分かりました。

一見、糖尿病の人もコレステロール値の高い卵は控えた方がよいように思われますが、黄身に含まれる脂質成分には抗酸化作用や炎症を抑える効果があるということです。

卵そのものには良質のたんぱく質やビタミン類が多いため、やはり脂質を気にしていないようであれば、年齢に関わらず積極的に摂取してほしいと思います。

ここで注意したいのがコレステロールの「質」です。

バターやチーズなど動物性の脂に含まれる脂肪酸のコレステロールは脂質異常を増進させるため、控えた方がいいと言われています。

逆に卵はもちろんのこと、いわしや鯖、さんまなどに含まれる脂肪酸は良質な脂肪酸のコレステロールのため積極的に摂りたいものです。

私も以前、健康診断で「脂質異常症」と診断されたことがあり、振り返れば、そのとき毎日のようにチーズパンを食べていました。

ショックを受けたと同時にその診断結果を受けてからは、チーズや卵は控えるようにして正常値に戻りました。

まとめ:卵一日一個までは本当? 実際一日何個まで食べていいの?

卵は昔、「一日一個まで」と言われていましたが今では「一日○個まで」という制限は特にないことが分かりました。

人それぞれ、年齢や病気歴によって控えた方がいい場合もありますが、良質のたんぱく質やビタミン類を多く含んでいるため、一日一個は食事の中に取り入れたいものだということも分かりました。

一日一個、卵を食べることにより、脳卒中や心筋梗塞の予防にもなりますが、脂質異常症の人は控えた方がよいとされています。

そしてやはり何よりも卵にこだわらず、「バランスのよい食事」を心がけて卵ばかりを食べ過ぎないように、他の食材もとりいれながら、コレステロールに気をつけながら食事を楽しみたいものですね。

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