鶏胸肉の栄養と効果、効率よく食べる方法を紹介!

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鶏胸肉はなぜ体によいのか?

鶏もも肉に比べて、鶏胸肉は脂質が少なく、ダイエットに最も適した食材のひとつです。

昔から鶏もも肉よりも鶏胸肉の方がタンパク質が豊富で、ヘルシーだとよく耳にしていたので、我が家では今でも、鶏もも肉よりも鶏胸肉の方が食卓によく並びます。

価格も鶏胸肉は鶏もも肉に比べてお値打ちなので、家計にも優しく、調理方法もいろいろあるので主婦の強い味方ともいえますよね。

漠然としたイメージで鶏胸肉はヘルシーと言われていますが、具体的にはどのような栄養と健康効果があるのでしょうか。

そこで今回は鶏胸肉の栄養素と働きについて、また栄養を効率よく摂取する方法についてみていきたいと思います。

目次

鶏胸肉の栄養素と働きを徹底解説!

鶏むね肉

鶏胸肉にはいくつかの栄養素が豊富に含まれています。ここでは鶏胸肉の栄養素について順番にみていきたいと思います。

① タンパク質

鶏胸肉にタンパク質は100gあたり21.3g含まれています。

それに対して豚肉には100gあたり19.3g、牛肉には100gあたり19.5g含まれているので、鶏胸肉のたんばく質量が多ことが分かります。

タンパク質というのは、皮膚や髪の毛、筋肉などをつくる素になります。そしてウイルスから体を守る免疫細胞もタンパク質から作られています。

またイミダゾールジペプチドというタンパク質が多いため、疲労回復や老化予防にも効果的です。

ここに出てくる聞きなれない「イミダゾールジペプチド」というタンパク質ですが、抗酸化作用の働きがある成分になります。

そのため疲労により増加する活性酸素のダメージを抑え、さらに老化を抑制してくれるものです。

一般的には渡り鳥が長距離を飛び続けられるパワーの源と言われているほど優れたタンパク質の一種というので、ものすごいパワーを感じますね。

② ビタミン

ビタミンB群とビタミンKがとても多く含まれ、中でもビタミンB6はタンパク質の分解に働く重要な栄養素です。そのためタンパク質を効果的に吸収することができます。

また貧血予防やホルモンバランスの調整をしてくれるので、特に女性には強い味方ともいえますね。

ビタミンKは骨や歯の形成に関わる栄養素で、体に取り込まれたカルシウムを骨や歯に沈着させてくれる働きがあります。

他にも怪我などで出血したときの血液凝固作用もあるので人間の体になくてはならない栄養素といえますね。

逆にこれらのビタミンが不足すると皮膚炎や口内炎などを引き起こし、エネルギー不足で疲れたり、食欲が低下してしまいます。

鶏胸肉の栄養を効率よく摂取するには?

鶏むね肉

また鶏胸肉は低脂質、低糖質の代表ともいえる食材で、まさにダイエットの味方、ダイエットしている人には必須食材ですね。

では実際、どれくらいの脂質が含まれているのか、鶏もも肉と鶏胸肉を比較してみるとよく分かります。

鶏もも肉には100gあたり脂質が14.2g含まれていますが、鶏胸肉には100gあたり半分以下の5.9gしか含まれていないのです。

さらに私も鶏胸肉の脂肪である皮部分を取り除いて調理していますが、皮部分を取り除くことにより、100gあたりの脂質は1.9gになります。

脂質を抑え、タンパク質を多く摂りたい人にはまさにうってつけの食材といえますね。

また鶏胸肉には糖質がほとんど含まれていないため、肥満解消したい人や、筋肉をつけたい人にはおすすめです。

そしてどうせなら低脂質、低糖質である鶏胸肉の栄養素を少しでも効率よく摂りたいものです。そこで鶏胸肉の栄養を効率よく摂る方法をご紹介したいと思います。

まず、せっかく脂質の少ない鶏胸肉なので炒めたりすると油を多く使ってしまうことになり、本末転倒です。

そのため、油を使わない調理方法として、茹でたり、電子レンジなどで蒸す調理方法がおすすめです。

調理する際には、前述した通り脂質の皮部分を取り除くことでさらに脂質を抑えることができるので少し手間ですが、皮部分を取り除くことをおすすめします。

重要な栄養素のひとつであるビタミンB群は水に溶けやすい性質があるため、鶏胸肉を調理する前に片栗粉や薄力粉をまぶしてから炒めると栄養素が流れ出るのを防ぐことができます。

また個人的な意見として、鶏胸肉は鶏もも肉に比べてパサつくから苦手という人が多いようですが、調理する前に酒を振って揉み込み、少し置いてから調理すると身がしっとりして柔らかくなるのでぜひ試してみてほしいと思います。

まとめ:鶏胸肉の栄養と効果、効率よく食べる方法を紹介!

鶏胸肉は鶏もも肉よりも低脂質だということが分かりました。

豚肉や牛肉と比べてみても低糖質で健康的な食材だといえます。

また栄養素としてはタンパク質やビタミンB群、ビタミンKが豊富で、疲労回復や老化防止に役立っていることも分かりました。

鶏胸肉を食べるのであれば、より効率よく栄養を摂りたいので、そのためには、鶏胸肉の皮部分を取り除き、油を使って焼いたりするよりも、茹でたり蒸したりすることをおすすめします。

ダイエットしている人にはもちろんのこと、疲労回復や老化防止にも効果があるので、働く世代や高齢者など年齢を問わず、鶏胸肉は積極的に摂りたいものですね。

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