私は昔からパンが大好きです。
おいしいパン屋さんを探しては、いろいろな惣菜パンや甘い菓子パンを買ってよく食べています。
しかし、いろいろなパンを食べていても結局、最終的に何度も買って食べるパンは、やはりパンの基本である「食パン」になります。
食パンはバターを塗ってそのままトースターで焼いてシンプルに食べるのはもちろんのこと、ジャムをぬったり、卵を挟んだり、チーズを乗せたり、食べ方は無限にあるので飽きることはありません。
しかし、食パンというのは一斤から売っているので、大抵一日では食べきることができず、日にちが経つと最初のしっとり感がなくなり、パサついてしまいます。
食パンは未開封であれば、密閉状態になっています。
しかし、一度開封してしまうといくら留め具で留めておいても、そこから空気が入って、あっという間に乾燥してしまいます。
乾燥こそが食パンの「大敵」です。
そしてジメジメした湿度の高い梅雨時期もこの湿気がカビの原因となってしまいます。
そこで今回は食パンの上手な保存方法とおいしい食べ方についてみていきたいと思います。
食パンの保存方法
一般的に一度開封した食パンも常温保存でおいしく食べられる期間は2~3日くらいだと思います。
しかし、パン好きの私は、さすがに3日目となるとパサつき感を感じてしまいます。
夏は部屋の中も気温が高く、冷蔵庫に保存しておけば大丈夫!と考える人も多いと思いますが、冷蔵庫の中の温度こそが食パンを乾燥させ、劣化させてしまいます。
そこで有効な保存方法が「冷凍保存」なんです。上手に冷凍保存すれば1ヶ月ほどはおいしく食べることができます。
それではここで日にちが経ってもおいしく食パンを食べられる上手な保存方法をご紹介したいと思います。
① スライスされた食パンを1枚ずつ丁寧にラップで包む
空気が入らないように隙間のないようにラップで包む
② 密閉袋に入れる
冷凍庫内の臭い移りや冷凍焼けを防ぐため、空気を抜いて密閉袋に入れる
③ アルミホイルか金属トレイで急速冷凍する
肉や魚のように、おいしさを保つため急速冷凍する
パン好きの私もこの方法を知ってから、食パンはすぐにラップで包んで密閉袋に入れて冷凍保存しています。
1枚ずつラップで包むのが意外と面倒かもしれませんが、このひと手間がおいしさをキープする秘密なんですね。
食パンの解凍方法
それでは次に、上手に冷凍保存した食パンをおいしく食べることができるよう、ここでは解凍方法についてご紹介したいと思います。
① 霧吹きで水をかける
冷凍庫から出してすぐにトーストする場合はそのままでもOK。少し霧吹きをかけることで、よりカリッとした食感が戻る。
② トースターは余熱しておく
余熱しておいたトースターに冷凍食パンを入れることにより、焼きむらができず、中まで火がとおりやすくなる。200℃くらいの高温で焼く。
③ 自然解凍するのもOK
冷蔵庫に入れてゆっくり解凍する。
ポイント
ここで一つ、解凍するときのポイントとして①では「水を霧吹きでかけてから焼く」とありますが、実は、麦茶かビールを吹きかけるとおいしさが一段と増します。
その秘密は焼きあがったときに立ち上る香ばしい香りです。
麦茶かビールには、麦が含まれているので焼いたときの香りがいいですよ。
そして一般的にはトースターを使って焼きますが、フライパンを使って焼くこともできます。
この場合、油は引かずに温めておいたフライパンに冷凍のままの食パンをのせて2分ほど焼いて裏返して再び2分焼きます。
トースターで焼くよりも焦げ目が付きやすいので火の加減には注意が必要です。
私は冷凍した食パンを余熱したトースターで焼いています。冷凍されているので、食パンの水分がそのまま残っており、外はカリッと、中はふわっとしておいしく食べることができます。
サンドイッチにするときは、冷蔵庫にいれて自然解凍しておけば、買ってきたときのようなふわふわ食感そのままでサンドイッチを作ることができます。
まとめ:食パンの保存方法は冷凍保存がおすすめ! 食パンの解凍方法のポイントも教えます!
私は昔からパンが大好きで一日三食パンでもいいくらいです。若いころはそんな日も多々ありました。
しかし、今は健康のことも考えて量を考えながら食べるようにしています。食パンはもちろんのこと、その他のベーグルや全粒粉パン、チーズパンなども食べきれないときは冷凍保存しています。
食パンの保存方法
- 空気が入らないようにラップでひとつずつ包む
- さらに密閉袋に入れて冷凍する
- アルミホイルか金属トレイで急速冷凍する
食パンの解凍方法
- 霧吹きで水をふきかける
- トースターを余熱してから焼く
- 前日から冷蔵庫に入れて自然解凍する
これらさえ気をつけて保存、解凍すれば焼きたてパンのようなふわふわ感、もちもち感を味わうことができます。
食パンをよく食べる人は、常温でぎりぎりまで保存しておくより、一度開封したら、少し手間がかかりますが、ラップに包んで密閉袋に入れる保存方法をおすすめします。
そして日にちが経ってもおいしい食パンを楽しんでくださいね。