これからのジメジメとした梅雨時期には大活躍の乾燥機。
今どきの洗濯機には機能として「乾燥機」があります。
出来上がりはふわっとして、とても気持ち良いのですが、なかなかすぐには乾かず、意外と時間がかかりますよね。
我が家では多少時間がかかってもいいものやタオルは「乾燥機」を使うこともありますが、基本的には、せっかちなので「浴室乾燥機」を使うことが多いです。
やはり早く乾いてほしいと思いますが、電気代はどうなのでしょうか。実は、電気代を比べてみると「浴室乾燥機」は洗濯機の「乾燥機」より1.5~2倍高いんです。
そして乾燥機を使うと、部屋干し同様、乾いた後の臭いが気になる方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、「浴室乾燥機」を少しでも節約して使える方法と洗濯物の嫌な臭いを防ぐ方法をご紹介したいと思います。
浴室乾燥機の電気代を節約する方法
やはり電気代を節約するには、使用時間を短くすることです。そのためのポイントを見ていきたいと思います。
① 省エネモードを利用
テレビや携帯電話でも「省エネモード」があるように、最近は「省エネ」「節電」が当たり前のようになっています。
もし、省エネモードの機能が備わっているのであれば、電気代は節約できるのでぜひ活用するべきだと思います。
省エネモードは温風の温度が低いため、洗濯物を完全に乾かすには、通常モードより多少時間がかかるかもしれません。しかし、実際に1ヶ月の電気代を比べてみるとかなり節約できます。
② 洗濯物を干す場所の工夫
浴室乾燥機というのは、浴槽の真上で真ん中に設置されています。そこから温風を吹き出すため、当然その下が一番乾きやすいですよね。
乾きにくい厚手のトレーナーやジーンズなどは真ん中に干し、薄手のTシャツなどは端に干すと効率がよいです。
タオルや靴下、下着などをピンチハンガーに干す時にもちょっとしたコツがあります。
真ん中にフェイスタオルなど丈の長いものを、両端には靴下や小さなタオルなど横から見たときにV字になるように干します。
このようにちょっとした心がけで干し方に変化をつけると、より早く乾燥させることができて効率がよいです。
③ 事前に浴室を乾燥させておく
浴室が濡れていると湿気が溜まり、乾燥するのにも時間がかかり、当然その分電気代もかかります。
もし浴槽にお湯を入れている場合は蓋をしめておくことでお湯の蒸発を防ぎ、湿度も抑えられるので忘れないようにしましょう。
④ 扇風機を使う
夏場にエアコンの効きをよくするために、エアコンの下に扇風機を活用するとより効果的だといいます。
浴室乾燥機も同様に扇風機で空気の流れを作ると洗濯物が乾きやすくなります。扇風機は電気代も安いので活用したいものですね。
洗濯物の嫌な臭いを防ぐ方法
次に洗濯物のイヤな臭いを防ぐ方法を見てきましょう。
① カビを予防する
嫌な臭いの原因の一つに「カビ」があります。
カビは目に見えませんが、空気中を浮遊するため、浴室にカビが発生していると乾燥する際、洋服にも臭いが移ります。
毎日の掃除や換気でカビを予防しましょう。
さらに入浴後、浴室に水滴が残らないように浴室の壁の水滴を拭きとるか、浴室の換気機能を利用してなるべく乾いた状態で浴室乾燥機を使いましょう。
② 乾燥フィルターの掃除
浴室乾燥機のフィルターが埃で詰まっていると空気の通りが悪くなり、乾きも遅くなります。
私も先日、浴室乾燥機をいつもと同じ時間使っているのに洗濯物がいつまでも湿っていたので浴室乾燥機のフィルターを取り外すと、フィルター部分が埃で目詰まりしていました。
浴室乾燥機のフィルターは目に見えにくいので定期的に掃除することをおすすめします。
まとめ:浴室乾燥機の節約方法と上手な使い方
思っていた以上に電気代がかかる「浴室乾燥機」。電気代を節約するために、ポイントを抑えて電気代も抑えたいですね。
浴室乾燥機の電気代を節約する方法
- 省エネモードを利用
- 洗濯物を干す場所を工夫
- 事前に浴室を乾燥させておく
- 扇風機を使う
洗濯物の嫌な臭いを防ぐ方法
- カビを予防する
- 乾燥フィルターの掃除
電気代の節約は、洗濯物を少しでも短時間で乾燥させることです。そのための工夫をもう一度見直してみましょう。
私は家族分の洗濯物を浴室乾燥機で一度に乾かします。しかし、バスタオルとTシャツ、トレーナーと靴下では乾く速度が大幅に違います。
そのため、乾燥を始めてから2時間くらい経ったころに乾いた洗濯物だけ取り出します。
そしてまた残りの洗濯物の干す場所を変えて数十分単位で干しています。
ほんの些細なことでも、改めて使うようになればそれが積もり積もって大きな節約となるはずです。
これからの季節、梅雨に入り外干しができなくなります。
部屋干しの自然乾燥もよいですが、浴室乾燥機で一気に乾燥させたら他の家事も上手く時間を利用することができて一石二鳥ですよね。
梅雨はジメジメして何かとスッキリしません。しかし、洗濯物を干すときに、少し注意することでいくらか節約できるなら、
梅雨を楽しく乗り切るためにも是非活用したいですね!