食事は生活をしていく中で、欠かせないものですよね。
ですが、料理を作っていて大変なのは、肉などをこねた後の手洗いだと思います。
とてもぬめりが強く、どれほどこすってもなかなか取れないですよね。
そのあとにやりたいことも、肉を触れた後なので、きれいに落とし切らないことにはやり始めることができません。
このことで困っている人は多いのではないでしょうか。
また手を洗うのに時間も取られますよね。
わたしも、何度も何度も繰り返し手を洗う羽目になっていたので、なるべく肉に触れたくありませんでした。
ですが、この困りごと、砂糖があれば解決できちゃうんです。
これだけを聞くと、本当にそんなことが出来るの?と信じられないと思います。
そこで今回は、簡単に素早く、手のぬめりを取ることができるやり方や、仕組みをご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください!
なぜ砂糖だけで手の油がすぐに落ちるの?
ハンバーグなどをこね終わった手は、肉の油に覆われギトギトになってしまいます。
これは、とても頑固で、どれほどこすって洗ったとしても、なかなか汚れは落ちません。
そんな汚れが、砂糖を使うだけで簡単に素早く落とせてしまうのですね!
なぜ砂糖を使うだけで簡単に落ちてしまうのか。その理由は、砂糖が持つ性質に答えがあったんです。
砂糖には、油と馴染みやすい性質があり、その性質を生かすことによって「すぐに汚れが取れる」といった仕組みになっています。
砂糖が、手の表面にべったりと付着した油と馴染み、それによって手の表面から油が吸い取られていき、結果的には砂糖の一部として、吸収されていきます。
これでまず、手から油がなくなりましたよね。
この状態で手を洗うことにより、さらに砂糖の性質が生かされます。砂糖は、油と馴染みやすいだけでなく、水に溶け込みやすい性質も持っているんです。この性質を生かし、油と一体化した砂糖が水に溶け、スルスルと流れ落ちていきます。
これで手のぬめりが完全になくなります。
砂糖の二つの性質を生かすことにより、すぐに手のぬめりを取ることができるんですね。
砂糖以外何もいらないので、とても手軽ですぐ実践できるやり方です。
手も荒れることなく、時間もほとんどかからないので、油にまみれた手をきれいにするには、いいことづくめのやり方ですね!
砂糖を使ってカンタンに油を落とす方法を詳しく解説!
砂糖が必要なことは分かりましたが、では実際どのようにすれば効果が得られるのでしょうか。
簡単に、実践する際の流れをまとめてみました。
一回行えば、すぐに覚えられるくらい簡単ですよ。
- 肉などをこね終わった後に、砂糖を両手に振りかける
- 10~15秒間、両手で砂糖をこすり合わせていく
- 水で手をしっかりと洗い、砂糖を流す
- その後、石鹸で手を洗う
これだけです。とても簡単ですよね。
このやり方を見て、本当に砂糖しか使わないんだと驚いた方もいるのではないでしょうか。私も初めて試したときは信じられませんでしが、本当にぬめりがスルッと取れてしまうんですね!
長年困っていたことが、こんな身近な調味料で解決できてしまうとは、本当に驚きです。
砂糖は、保存性が高いという性質がありますが、それだけでなく、油とも馴染むという性質があることにびっくりしました。
ちなみに、一旦砂糖で洗った後に石鹸を使ってもう一度手を洗っているのは、必ずしも必要なわけではありません。しかし、手を清潔な状態に戻すという点で、石鹸で洗っておいたほうがいいでしょう。
手が汚れる前に砂糖を用意しておこう
このやり方を実践するにあたって、一つ注意点があります。
それは、肉などをこねはじめる際に、あらかじめ砂糖を用意しておくということです。
たったこれだけのとてもささいなことですが、やるにあたっては重要なんです。
肉などをこね始めてしまうと、すでに手が汚れてしまっている状態なので、他の物などに触れることができません。
手が汚れた状態から砂糖を取り出そうとすると、さらに汚れを広げてしまいます。
また、生の肉には菌があるので、取り出そうと触れた場所に菌が付着し、食中毒発生の原因にもなりかねません。
ですので、あらかじめ、お皿などに軽く砂糖を出しておくことをおすすめします。
先に用意しておけば、洗う前にすぐに手になじませることもでき、汚れた手で他の場所に触れる必要性もなくなります。
身近なもので実践できるやり方ではありますが、砂糖を用意する順番を間違えて、あちこちに菌を付着させないように注意しましょう!
まとめ:油まみれの手を簡単にきれいにする方法
手についた油を簡単に落とせる方法をご紹介しました。
砂糖ならどの家庭にもあるものだと思いますし、すぐに実践できるやり方なのでおすすめです。
みなさん、手が油まみれになりそうなときには、砂糖を用意しておくことを忘れすに!