コロナウイルス感染拡大により、ここ数年で「仕事のやり方」が変わってきています。
企業に勤めるサラリーマンが、会社に出社して、仕事をして、帰社する。この当たり前のルーティンが、大きく変わっています。
それが「テレワーク」です。
今回はこのテレワークという新しい働き方について、詳しく見ていきたいと思います。
テレワークとは？
家で、カフェで、ワークスペースで
テレワークとは、tele（離れた）ところでwork（働く）という意味があり、時間や場所にとらわれず、柔軟な働き方をする方法の総称となっています。
簡単に言えば、会社に行かなくても仕事ができる方法と思ってもらえば良いかと思います。
基本的には、企業に属する「会社員」なので、会社の規定や協約（会社のルール）に従って仕事をします。
電話やFAXだけでも仕事はできますが、今の時代そのやり方だけで仕事をしているところは、ほぼゼロではないかと思います。
仕事はパソコンで行います。
パソコンでの仕事なので、会社への定時連絡やシステムへの入力で、会社は仕事をしていること確認しています。パソコン１台で仕事ができるので、家でもできますし、少し気分を変えて近所のカフェでコーヒーを飲みながら、報告書を作成したりすることもできます。
家で仕事をする時に、一人暮らしだったら問題ないですが、家族がいる場合、Web会議中に子どもがいたずらをしたり、ぐずって泣いてしまったり。そんな従業員のために、ワーキングスペースを提供してくれる会社もあります。
家の近所にレンタルスペースを借りたり、ネットカフェの数部屋を通年借り切ってワーキングスペースにしている企業があります。
パソコンで仕事ができれば、今まで会社に出社していたことが「何だったんだろう」と思ってしまうくらい、「テレワーク」が普及しいるのではないでしょうか。
時間の自由と時間の管理
出社する、帰社する。その時間って無駄だったんですね。
全部が無駄とは言いませんが、その時間を仕事に充てる、逆に仕事ではなくプライベートに充てるなど、仕事のやり方が変わっています。
テレワークなら時間が自在に使えます。
朝型の人なら、朝早くから仕事をして、会社が指定する勤務時間に達したら、あとは自由時間！（会社とは要相談ですが・・・）
逆に夜型の人であれば、夕方から始めて、夜中まで仕事をする。そんな働き方が「テレワーク」ではできると思います。
時間は自由でも、仕事をしていることは会社に報告する必要があります。
メールで報告。会社のシステムで仕事を始めることでスタート。様々な方法がありますが、自由だからと言って仕事をさぼったりしてはいけません。
会社にはルールがあり、テレワークでは出社することよりも、より細かくルールが決められているので、「自由＝楽だ」ではなく、自由だからこそ厳しく「管理される」必要があります。
それが会社員なんです。
安定か、挑戦か？
会社員だからよいところ
会社員なので、安定した「給料」を頂けます。
交通費は、基本出社していないので支払われませんが、会社も従業員を出社させないことで会社をスリムにしたり、福利厚生施設が不要となるので、その分手当を充実させたりとよいことが多いようです。
自由な時間を使えて、給料ももらってよいことばかりなテレワークですが、逆に考えてみることもできます。
会社員なので拘束される
会社員として、会社の一員になっているので、ルール通りの仕事が求められます。
自由＝自己管理となる上、守らなくてはいけないルールに「拘束」されて仕事をしていかなくてはなりません。安定する給料をもらうためには必要なことだと思います。
でも、それでいいんですか？
拘束されることは「自由を奪われる」ことではないでしょうか。
テレワークで会社から「自由」を得たのに、出社しなくてもいいようになったのに、時間をうまく使えるようになったのに・・・
安定した給料で満足ですか？
あなたにとって「挑戦」とは何ですか？
テレワークで一歩踏み出す準備
時間の使い方を学ぶ
あなたの時給はいくらですか？
会社員のデメリットは、いくら働いても「給料が一定」であることです。
残業をすればその分手当がつきますが、手当が無限に支払われるわけではありません。労働基準法や会社のルールで、働く時間も決められています。
ですので、仕事に時間をかけてもルールによって、支払われる給料は比例しません。安定は魅力ですが、会社員は、ルールに拘束され、時間を費やして仕事をしても給料は変わりません。
会社員ということが、テレワークの最大のデメリットではないでしょうか。
ただ、テレワークで時間の使い方を学んでいるので、時間と収入が比例するような働き方を考えれば良いので、会社員から「フリーランス」のテレワークを目指しても良いかと思います。
チャレンジできる自分に
テレワークができる人は、PCスキルもある、時間が管理できる、システム入力や定時報告、Web会議などの、技術的なスキルも持っているので、働く方向性「会社員⇔フリーランス」を変えていけば成功できると思います。
まずは会社員で安定した収入の中で、時間をうまく使って「副業」からスタートしてみたらどうでしょうか。チャレンジできる「武装」はすでに装備できていますよ。
まとめ：テレワークから新たな働き方を探る！
いかがでしたでしょうか？
テレワークを知ることによって、会社員でもよいのだけれど、それでいいのかなと疑問を持った人は、その現状から一歩踏み出すことで新しい自分に出会えるかも知れません。
会社から帰って来て、食事をしながら見ていたYouTube画像も、今までだったら全くお金になりませんが、今なら新たな自分への投資となるので、有益になってきます。
無駄な時間を有益な時間に変える・・・
そのことを知ることによって、行動が変わり、覚悟が変わり、新たな自分に出会えると思っています。
テレワークを通して新たな自分の働き方を模索してみるのもいいのではないでしょうか！
