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入口を開けなければ、その奥深さを知ることはできない。
短歌人口は俳句人口に比べると少ないかもしれませんが、歌人や短歌愛好者は相当数存在します。なぜこれほど人を惹きつけるのでしょうか。三十一音という詩型の魅力に気づいてしまうと、一気にのめり込んでしまいます。
本書はタイトル通り、これから短歌を始めてみようという人向けにマッチする一冊です。一方ある程度つくり慣れた人でも、基本に立ち返るとき再発見できる内容も含まれています。斎藤茂吉や佐藤佐太郎など例歌も多数取り上げられ、上達には歌を読むということの大切さが伝わってきます。元々は1988年に上梓された書ですが、それから30年経ったいまでも古びることのない名著だと思います。
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