米粉はパンやケーキ作りなどには不向きですがうどんや団子などを作るのに最適で、小麦粉はモチッとした食感を出したい食べ物には不向きですがパンやケーキを作るのに最適!
確かに米粉と小麦粉って、あまり違いがよく分からないですよね。
今回はそんな、米粉と小麦粉の違いを詳しく解説するので、ぜひパンやお菓子などを作る際には、どちらを使うと良いのか参考にしていきましょう。
米粉と小麦粉の食感の違いは? パンやケーキに向くのはどちら?
米粉はもちもちした食感やしっとりとした食感を出すことができ、小麦粉はふんわりとした食感を出すことが出来るもの。
イマイチ違いが分からない米粉と小麦粉ですが、なんと食感はこんなにも違いがあるものだったんですね!
食感に違いがあるからこそ、米粉はもちもち感が大事なうどんであったり、団子や餅菓子などの和菓子を作るのに最適なんです。
確かにうどんも和菓子も、どちらかというとやっぱり、もちもち食感やしっとりとした食感が重要。
一方、小麦粉はふんわりとした食感を出したい時に使うものなので、パンであったりスポンジケーキやマドレーヌ、パンケーキなど洋菓子を作るのにピッタリなんですよ。
パンもケーキもふんわり食感が命ともいえますから、基本的には小麦粉を使って作るもの。
同じ粉類でも、食感に大きく差が出るのが、米粉と小麦粉の違いの一つなんですよ。
なぜ米粉と小麦粉には、食感の違いがあるかというと、グルテンを含んでいるかどうかによるものです。
グルテンは小麦粉の原料である小麦に含まれるタンパク質のこと。
このグルテンがあることで、小麦粉を使うとパンやケーキなどはふわふわとした食感になるんですよ。
でも米粉にはこのグルテンが含まれていないので、しっとりもちもちとした食感に仕上がるもの。
要するにふわふわな食感にしたい時はグルテンありの小麦粉を、もちもちした食感にしたい時はグルテンなしの米粉を使うのが正解なんですよ。
私はこれまで、米粉と小麦粉の違いって、あんまり気にしたことがなかったので、食感に違いが出ると知り、とても勉強になりました!
うっかり米粉と小麦粉を間違えて使ってしまうと大変ですね!
ぜひ作りたい料理やお菓子、そして食感に合わせて、米粉や小麦粉のどちらを使うか決めていくと良いでしょう。
そうすれば和菓子とかパンやケーキなども、ベストな美味しい食感で完成しますよ!
米粉と小麦粉のカロリーや栄養価の違いは?
米粉は100gあたりおよそ356kcalですが、小麦粉は349kcalほど。
また米粉はタンパク質が6gで脂質は0.7gと低めなのに対し、小麦粉はタンパク質が8.3gで脂質は1.5gなんです。
カロリーだけで見ると、米粉の方が太りやすそうに見えるものの、タンパク質と脂質は小麦粉の方が高いという違いがあります。
しかも米粉の場合は揚げ物の衣に使った場合、油の吸収率が21%ですが、小麦粉はなんと38%と高め。
また、米粉のタンパク質は小麦粉と比べて良質なんですよ。
タンパク質が良質であればあるほど、体は脂肪が燃焼しやすくなり、また筋肉も作られやすくなります。
他にも、小麦粉に含まれるグルテンによって、アレルギーを発症させてしまうことがありますが、米粉はグルテンを含まないのでアレルギー症状が出る心配もなし!
米粉って実は小麦粉よりもかなり健康の良い成分を持っているものだったんですね!
カロリーだけでダイエットに不向きかどうか判断せずに、栄養価もきちんとチェックして、米粉を使うか小麦粉を使うか決めるべきでしょう。
私も米粉が健康やダイエットにも良いって知らなかったので、今後揚げ物をする時は、米粉を使うようにしていきます!
やっぱり少しでもヘルシーな揚げ物を食べたいですからね。
しかも良質なタンパク質も摂取できるとなると、よりダイエット向きなので、体脂肪が気になっているなら、なるべく小麦粉より米粉を料理に使うと良いでしょう。
最近では米粉を使ったパンやケーキのレシピも増えているので、小麦粉を使わなくても十分に美味しく、そして良質なタンパク質を摂取できるパンやお菓子などを食べられますよ。
まとめ:米粉と小麦粉の違い
食感に関しても米粉はもちもち感を、小麦粉はふわふわ感を出すのに使われることが多いですね。
米粉は多少、小麦粉よりカロリーが高いのですが脂質は米粉の方が低いし、何より米粉には筋肉を作り脂肪を燃焼させやすくする、良質なタンパク質を含んでいるもの。
そのため、米粉を使った食べ物の方がダイエット向きだし、グルテンアレルギーを引き起こす心配もないのでおすすめですよ!